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火災で沈没した掃海艇「うくしま」 発見物を揚収(12月26日)

  • 日本の防衛

2024-12-28 11:15

 海上幕僚監部は令和6(2024)年12月26、27日(水・木)、12月25日(火)に海底で発見された人骨が、今年11月11日(月)に火災のため沈没した海上自衛隊の掃海艇「うくしま」の乗組員のものであったことを発表した。
 第7報、第8報として発表された内容は以下の通り。

掃海艇「うくしま」における火災事象について(12月26日、第7報)

1  令和6年12月17日(火)から、掃海艇「うくしま」の沈没海域において、サルベージ会社が、船体の周辺に沈下している物品のサルベージ作業を実施していたところ、昨日25日(水)午後2時15分頃、人骨のようなものを発見しました。

2  当該発見物を揚収した後、海上保安庁(福岡海上保安部)に引渡し、医師立合いの検視において当該発見物が「人骨」であることが確認されました。本日より、身元確認作業が行われています。

3  なお、掃海艇「うくしま」の沈没海域における船体の周辺に沈下している物品のサルベージについては、回収し終えたことから、昨日25日(水)をもって終了し、今後は、船体の引き揚げが実施可能な気象条件等が整い次第、実施できるよう調整を行ってまいります。

(以上)

掃海艇「うくしま」における火災事象について(12月27日、第8報)

 沈没した「うくしま」付近の海底において、令和6年12月25日(水)に発見され、海上保安庁において身元確認作業が行われていた人骨について、DNA鑑定の結果、令和6年12月27日(金)、行方不明であった掃海艇「うくしま」乗員、3等海曹 古賀 辰徳(こが たつのり)(33歳)のものであることが判明しました。

(以上)

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