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1月6日昼、北朝鮮が弾道ミサイルを発射 詳細のまとめを防衛省が発表

  • 日本の防衛

2025-1-8 11:05

 防衛省は令和7(2025)年1月6日(火)13時16分、北朝鮮が同日12時1分頃に発射した弾道ミサイルの詳細をまとめた続報を発表した。全文は以下の通り。

北朝鮮のミサイル等関連情報(続報)

1

 北朝鮮は本日12時1分頃、北朝鮮内陸部から、少なくとも1発の弾道ミサイルを、北東方向に向けて発射しました。詳細については現在日米韓で緊密に連携して分析中ですが、発射された弾道ミサイルは、最高高度約100km程度で、約1100km程度飛翔し、落下したのは朝鮮半島東の日本海であり、我が国の排他的経済水域(EEZ)外であると推定しています。

2

 政府より、付近を航行する航空機や船舶への情報提供を行ったところ、現時点において被害報告等の情報は確認されていません。

3

 総理には、本件について直ちに報告を行い、
 ①情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと
 ②航空機、船舶等の安全確認を徹底すること
 ③不測の事態に備え、万全の態勢をとること
 の3点について指示がありました。

4

 政府においては、官邸危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」において、関係省庁からの情報を集約するとともに、緊急参集チームを招集し、対応について協議を行いました。

5

 また、防衛省においては、防衛大臣が総理指示を受け、
 ①米国、韓国等と緊密に連携しつつ、情報収集・分析に全力を挙げること
 ②不測の事態の発生に備え、引き続き警戒監視に万全を期すこと
 の2点について指示を出しました。

6

 これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものです。また、このような弾道ミサイル発射は、関連する安保理決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題です。我が国としては、北朝鮮に対して厳重に抗議し、強く非難しました。

7

 国民の生命・財産を守り抜くため、引き続き、米国や韓国等とも緊密に連携し、情報の収集・分析及び警戒監視に全力をあげるとともに、今後追加して公表すべき情報を入手した場合には、速やかに発表することとします。

資料出典:防衛省・内閣官房

(以上)

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