中谷防衛大臣が臨時会見 陸上自衛隊 富士駐屯地視察などについて報告(5月23日)
- 日本の防衛
2025-5-28 11:15
令和7(2025)年5月23日(金)16時19分~16時25分、中谷 元(なかたに・げん)防衛大臣は陸上自衛隊 富士駐屯地にて、陸上自衛隊 富士駐屯地視察後の臨時会見を行った。
内容は、以下のとおり。
大臣からの発表事項
本日、富士学校におきまして、この富士学校の教育課程並びに開発実験団の担当されている方々から現状の報告を受け、また、訓練も視察させていただきました。まず富士学校の中で、幹部特技課程レンジャーを視察をいたしました。今から40年前、私も富士学校でレンジャー課程を受けたものでありますが、当時から相当進化をし、そして工夫して訓練が行われておりました。中でも、今日は山地潜入という、崖を登り降りする訓練でございますから、この装着しているカラビナとか、装備が一新してまして、非常に技術を使ったですね、物を活用しておりましたし、また、隊員に対する厳しい任務を遂行するというところは変わっておりませんけれども、その指導の仕方とかですね、対策においては非常によく考えられたものがあるなというふうに思いました。今、現代戦におきまして、世界中のですね、戦いの様相も変化してきているわけでありますので、こういったものに適応できるようにということで、今、レンジャー教育の見直しをしているところでございますが、この富士学校としまして、陸上自衛隊の練度向上を図るために、新たなレンジャー、新レンジャーということをですね、実行できるようにですね、是非、今の課程の見直しをしてですね、実現をしてほしいなと思っております。また、開発実験団からですね、島嶼防衛用の高速滑空弾といった最新の装備品の説明を受けるとともに、16式機動戦闘車及び90式戦車に搭乗しまして、隊員達の操縦の技能等を確認したところでございます。非常に、この新しい技術によってですね、この目標を探知をしたり、また、走行中に揺れを感じてもですね、それを吸収して、砲の位置を変えないとかですね、非常に優れた技術を応用したものでございました。今後とも、機会あるごとに現場、そして部隊に赴きまして、隊員の声に直接耳を傾ける、今日も先ほど1時間くらい幹部の皆さんと懇談させていただきましたけれども、こういった新しい時代にしっかりとした幹部が養成できる学校としてですね、この富士学校が活躍していただけるようにですね、これからも努力してまいりたいなというふうに思いました。非常にそういう意味におきましては、この国防の初級幹部、中級幹部を養成する富士学校を視察させていただきまして、大変参考になった次第でございます。
記者との質疑応答
相次ぐレンジャー訓練での死亡事故及び訓練再開のめどについて
記者 :
レンジャー訓練は死亡事故が相次ぐなどして、現在一部を除いて停止されていますが、安全をどう確保していくか、お考えを教えてください。また、現代戦に対応した教育要領の見直しについてどう考えておられるかや、レンジャー訓練再開の目途についても併せてお願いします。
大臣 :
ここで養成をされたレンジャー隊員はですね、全国各地で指導者として全国各地のレンジャー訓練の養成、また、練成をしているわけでございます。それぞれの地域において、非常に困難を伴う任務やオペレーションもある中で、非常に中核となってですね、今活動をしていただいているのが、レンジャー隊員でありまして、陸上自衛隊のみならずですね、特殊作戦群、水陸機動団及び第1空挺団並びに、海上も航空も特殊作戦群的なものがありますので、そういった特別な能力を有するですね、部隊の基盤となるべくですね、非常に高度な能力を持つということが求められておりますので、ここで陸上自衛隊において、レンジャー隊員の能力強化に資するような教育をしていただけるように見直しをしておりました。現在、新たなレンジャー教育について、速やかに開始出来るように見直しを進めているところでありまして、現代戦に対応した高度な能力を持つ隊員を育成をする、そして精神的にも士気を旺盛に、そして部隊の指揮官として部隊を指揮・統率できる、そういった能力が身に付くようにですね、人材を育てていただいて、我が国の安全保障に万全を期してもらいたいなというふうに思いました。
(以上)
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