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ニュージーランド統合軍司令官が南雲統合作戦司令官を表敬(11月5日)

  • 日本の防衛

2025-11-11 15:57

 防衛省 統合作戦司令部は令和7(2025)年11月6日(木)、ニュージーランド統合軍司令官の南雲憲一郎(なぐも・けんいちろう)統合作戦司令官表敬について以下のように公表した。

ニュージーランド統合軍司令官との懇談について

 11月5日、統合作戦司令官は、ニュージーランド統合軍司令官 ロブ・クラシュカ陸軍少将(Major General Rob KRUSHKA, MNZM, Commander, Joint Forces New Zealand)の表敬を受け、懇談を行いました。
 ニュージーランドは、わが国と基本的価値を共有しており、戦略環境が厳しさを増すインド太平洋地域において、重要な戦略的協力パートナーです。
 両国は2023年6月に署名した「太平洋島嶼国地域における海洋安全保障、人道支援・災害救援および気候変動における防衛協力に関する意図表明文書」に基づき、太平洋島嶼国地域における防衛協力・交流を推進しているところです。
 統合作戦司令官は、ロブ・クラシュカ ニュージーランド統合軍司令官の訪問を歓迎するとともに、現在、我が国の戦略に基づき、自衛隊の領域横断作戦を含む(伴う)統合作戦能力の強化および同盟国・同志国との協力・連携強化により、抑止力および対処力を一層高めていることについて強調しました。
 また、統合作戦司令官は、昨年実施した初の日ニュージーランド二国間共同訓練をはじめ、二国間の着実な協力・連携の強化を歓迎するとともに、引き続き、アセットの相互派遣や、その機会を捉えた共同訓練を通じた相互運用性の向上が重要である旨述べました。
 両司令官は、国際情勢および相互の地域情勢について認識を共有するとともに、多国間防衛協力・交流の重要性について確認し、民主主義や法の支配といった基本的価値を共有する同盟国・同志国と広く連携していくこと、および「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、インド太平洋地域の安全保障推進のため、防衛協力・交流を発展させていくことで一致しました。
 統合作戦司令部は、同盟国・同志国との連携により抑止力及び対応力をさらに高め、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を構築するとともに、自由で開かれたインド太平洋(FOIP:Free and Open Indo-Pacific)の実現に寄与していきます。

写真:統合作戦司令部
写真:統合作戦司令部
写真:統合作戦司令部

(以上)

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