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[国会答弁]小泉防衛大臣の記者会見における「整理」発言に関する質問答弁

  • 日本の防衛

2025-12-2 11:43

 防衛省は令和7(2025)年11月28日(金)8時37分、第219回国会における閣議資料のうち、「小泉防衛大臣の記者会見における「整理」発言に関する質問主意書」を報道に公開した。
 その質問主意書と答弁書を以下に転載する。

質問主意書

質問第四三号
令和七年十一月十七日提出

小泉防衛大臣の記者会見における「整理」発言に関する質問主意書

提出者 青木愛

 小泉進次郎防衛大臣は、令和七年十月二十八日の記者会見において、「今、私は発信を強化をしていますけれども、やはり、自衛隊の活動ぶり、この内容というのを、今までだったら外に言わなかったことも、どこの部分までだったら保秘の観点もしつかりと踏まえた上で対応できるかっていうことを、今あらゆる部局に整理をさせていますので、そういったことも対応を変えていく」と発言した。これを踏まえ、以下質問する。

一 小泉防衛大臣の発言における「あらゆる部局」が行っている「整理」については、防衛省・自衛隊の全ての部局が行っているのか示されたい。また、その「整理」については、いつまでに終える予定か明らかにされたい。

二 防衛省・自衛隊は、「整理」の経緯・結果を文書に記録し、公文書等の管理に関する法律(平成二十一年法律第六十六号)に定義される行政文書として保有する予定か示されたい。

三 防衛省・自衛隊において、オスプレイを所管する部局を示されたい。また、当該部局は、「整理」を行っているのか示されたい。

四 防衛省・自衛隊において、外国から調達する防衛装備品の決定に関わる部局を示されたい。また、当該部局は、「整理」を行っているのか示されたい。
 右質問する。

答弁書

一及び二について

 お尋ねの「整理」については、防衛省・自衛隊において、自衛隊の活動についての情報発信を行うそれぞれの部局が不断に検討していることから、これらの検討の終了時期について一概にお答えすることは困難であり、また、これらの検討に関する行政文書を作成するかについては、公文書等の管理に関する法律(平成二十一年法律第六十六号)等に基づいて、必要に応じて行うものであることから、一概にお答えすることは困難である。

三について

 お尋ねの「オスプレイを所管する」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではなく、また、オスプレイに関連する業務が多岐にわたることから、お尋ねの「部局」について網羅的にお答えすることは困難であるが、いずれにせよ、お尋ねの「整理」については、一及び二についてで述べたとおり、自衛隊の活動についての情報発信を行うそれぞれの部局が不断に検討している。

四について

 お尋ねの「決定に関わる」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではなく、また、お尋ねの「外国から調達する防衛装備品」に関連する業務が多岐にわたることから、お尋ねの「部局」について網羅的にお答えすることは困難であるが、いずれにせよ、お尋ねの「整理」については、一及び二についてで述べたとおり、自衛隊の活動についての情報発信を行うそれぞれの部局が不断に検討している。

(以上)

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