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アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)情報共有センター(ISC)、能力構築エグゼクティブ・プログラムのオンライン研修を実施(12月10日)

  • 日本の防衛

2025-12-16 09:54

 外務省は令和7(2025)年12月11日(木)、アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)情報共有センター(ISC)による能力構築エグゼクティブ・プログラム(オンライン)の実施について以下のように公表した。

アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)情報共有センター(ISC)による能力構築エグゼクティブ・プログラム(オンライン)の実施

写真:外務省

1  12月10日、アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)情報共有センター(ISC)は、締約国の海上法執行機関等職員を対象とした能力構築エグゼクティブ・プログラムのオンライン研修を実施しました。

2  第8回目となる今回の研修では、ReCAAP・ISCからのアジアの海域における事案の発生状況についての説明などが行われました。日本からは、外務省と海上保安庁が出席し、外務省宇宙・海洋安全保障政策室長から、日本の海洋安全保障の取組、海賊及び海上武装強盗への対処のための日本の取組並びに沿岸国との海上法執行分野での協力について説明し、参加国との間で知見の共有を行いました。

3  日本は、アジアの海賊・海上武装強盗の問題に対処するための地域協力促進の法的枠組みであるReCAAPの策定を主導し、主要な拠出国として、ISCによる締約国の能力向上のための事業を支援しています。ISCや沿岸国の尽力も背景に、アジアの海賊等事案数はピーク時と比較して減少している一方で、シンガポール海峡等における窃盗事案等が引き続き懸念されています。日本として、アジアの海の安全に対するISCの貢献を評価するとともに、ReCAAPの枠組みを活用し、関係国と協力しつつ、アジアの海賊・海上武装強盗対策において、引き続き主導的役割を果たしていきます。

(以上)

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