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中国軍機から自衛隊機へのレーダー照射事案について、統合幕僚監部が32か国の在京武官に説明(12月11日)

  • 日本の防衛

2025-12-16 10:09

 防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年12月11日(木)、自衛隊機へのレーダー照射事案に関する在京武官団への説明について以下のように公表した。

在京武官団への説明:自衛隊機へのレーダー照射事案について

 12月11日、統合幕僚監部は32か国の在京武官に対し、12月6日に発生した、中国軍機から自衛隊機に対するレーダー照射事案について、説明を行いました。
 今回説明した事案は、沖縄本島南東の公海上空において、中国空母「遼寧」から発艦したJ-15戦闘機が、対領空侵犯措置を実施中の航空自衛隊F-15戦闘機に対し、約30分間にわたり断続的にレーダー照射を行ったものです。今般のレーダー照射は、航空機の安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為であり、このような事案が発生したことは遺憾であり、中国側には強く抗議し、再発防止を厳重に申し入れています。
 統合幕僚監部からこうした経緯や我が国の対応を説明し、武官団からは、多くの質問が挙がり本件に対する各国の関心の高さが見て取れました。
 今般の事案にかかる我が国の立場について各国の理解を得ることは極めて重要であり、本件武官団への説明もその一環です。
 防衛省・自衛隊は、今後もこのような危険な行為の再発防止を強く中国側に求めていきます。

写真:統合幕僚監部
写真:統合幕僚監部

(以上)

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