小泉防衛大臣が臨時記者会見 北朝鮮による弾道ミサイル発射事案について(1月4日)
- 日本の防衛
2026-1-5 09:45
令和8(2026)年1月4日(日)10時01分~10時04分、小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)防衛大臣は、防衛省A棟1階エントランスにおいて、北朝鮮による弾道ミサイル発射事案後の臨時会見を行った。
大臣からの発表事項と記者との質疑応答は以下のとおり。
発表事項
北朝鮮は本日7時台から8時台にかけて、北朝鮮西岸付近から、少なくとも2発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました。
詳細については現在日米韓で緊密に連携して分析中ですが、落下したのは日本海の我が国排他的経済水域外であると推定しています。また、いずれの弾道ミサイルも変則軌道で飛翔した可能性があり、引き続き分析中であります。
1発目は7時54分頃に発射され、最高高度約50km程度で、約900km程度飛翔しました。2発目は8時5分頃に発射され、最高高度約50km程度で、約950km程度飛翔いたしました。
総理には、本件について直ちに報告を行い、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと、航空機、船舶等の安全確認を徹底すること、不測の事態に備え、万全の態勢をとること、以上の3点について指示がありました。
また私が総理指示を受け、アメリカ、韓国等と緊密に連携しつつ、情報収集・分析に全力を挙げること、不測の事態の発生に備え、引き続き、警戒監視に万全を期すこと、以上の2点について指示を出しました。
現在までのところ、航空機や船舶からの被害報告等の情報は確認されておりません。
これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであります。また、このような弾道ミサイル発射は、関連する安保理決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題です。
今回の発射については、我が国として北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議し、強く非難しました。防衛省としては、国民の生命、財産を守り抜くため、引き続き、アメリカや韓国等とも緊密に連携し、情報の収集分析及び警戒監視に全力を挙げてまいります。
質疑応答
記者 :
ミサイル発射の関連に関してですね、今回の北朝鮮側の発射の意図等、どのように分析されているか教えてください。
大臣 :
今、詳細については分析中でもありますが、北朝鮮による個々の発射の意図について、我が方から確定的にお答えすることは困難であります。その上で申し上げれば、北朝鮮による弾道ミサイルの一連の開発・発射の背景には、核兵器や長射程弾道ミサイルの保有による核抑止力の獲得に加え、米韓両軍との間で発生し得る通常戦力や戦術核を用いた武力紛争においても、対処可能な手段を獲得するという狙いがあるものとみられます。どのような狙いがあるにせよ、北朝鮮による核・ミサイル開発は、我が国及び国際社会の平和と安定を脅かすものであり、断じて容認できません。防衛省としては、北朝鮮の軍事動向について、アメリカ等とも緊密に連携しつつ、引き続き、情報収集・分析及び警戒監視に全力を挙げてまいります。
記者 :
変則軌道のミサイルは昨年の5月などにも発射が確認されているかと思いますが、そのものと同型とみられているでしょうか。分析中でしょうか。
大臣 :
その詳細については分析中であります。
(以上)
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