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ロッキードマーティンと富士通 海自イージス・システム搭載艦向けSPY-7レーダーの重要部品について契約を締結(2月12日)

  • 日本の防衛

2026-2-13 16:25

 ロッキード マーティンと富士通は2026年2月12日(木)、海上自衛隊のイージス・システム搭載艦(ASEV:Aegis System Equipped Vessel)に搭載するフェイズド・アレイ・レーダーであるSPY-7を構成するサブアレイ・スイート(ひとつひとつのレーダー素子にあたる電子コンポーネント)のPS LRU(電源供給を担う部品)に関しての契約を締結した。

(参考)SPY-7レーダーのサブアレイスイートの模型 写真:編集部

 以下にロッキードマーティンによる発表を仮訳して転載する。

ロッキード マーティンと富士通、日本の防衛における産業協力を正式化

 東京、川崎、日本、2026年2月12日 – ロッキード マーティン(NYSE: LMT)と、日本の多国籍情報技術ソリューションのリーダーである富士通株式会社は、日本のイージスシステム搭載艦(ASEV:Aegis System Equipped Vessel)のSPY-7レーダーアンテナの重要部品に関する最初の購入契約を締結しました。

写真:Lockheed Martin

 両社間の調印式により、富士通はSPY-7サブアレイスイートの電源ライン交換ユニット(PS LRU)のサプライヤーとして正式に決定し、共同生産と日本の産業協力における重要な一歩を記しました。

 ロッキード マーティンの副社長兼ゼネラルマネージャーであるシャンドラ・マーシャル氏は、このように述べました。
「富士通との協力は、日本を拠点とするASEVのSPY-7レーダーのサプライチェーンを確立し、今後、数十年にわたる任務遂行能力を維持するというロッキード マーティンのコミットメントを確固たるものにします。これは、ロッキード マーティンと富士通による日本の防衛能力強化に向けた継続的な取り組みを示すものです。」

 2025年5月、両社は富士通をSPY-7 PS LRUの供給元として確立するための覚書(MoU)に署名しました。

 ロッキード マーティンのSPY-7 固体素子レーダー技術により、ユーザーは進化する脅威に対して高度な探知・追尾能力で対応でき、同時に複数目標との交戦が可能になります。

 SPY-7は従来のSPY-1レーダーの数倍の性能を提供し、日本や米国を含む世界の顧客に採用されています。SPY-7はまた、イージス戦闘システムを含む他のレーダーやプラットフォームとの相互運用が可能です。

 また、富士通株式会社 ナショナルセキュリティ事業本部長の宮崎健一郎氏は、このように述べました。
「富士通は、SPY-7レーダーシステムの重要部品であるPS LRUの量産に着手すること、日本の防衛部門の国内生産基盤と維持整備基盤の強化に寄与できることを誇りに思います。富士通は、ロッキード マーティン社とのパートナーシップを通じて、日本の長期的な防衛能力の確立と国家安全保障のさらなる強化に引き続き尽力してまいります。」

 日本においてASEV艦隊向けのSPY-7サプライヤーを確保することは、日本の防衛力と技術的優位性の向上に対するロッキード マーティンと富士通の共同の献身を示すものです。

 インド太平洋地域の安全保障環境が進化し続ける中、ロッキード マーティンと日本の協力は、地域の安全保障と繁栄を可能にする重要な要素であり続けます。

 ロッキード マーティンと日本の防衛コミュニティとの真のパートナーシップを通じて、両国はインド太平洋およびより広範な地域の安全保障体制における日本の役割を強化しています。

(以上)

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