NATO軍がAEW&C機にサーブのグローバルアイを選定 最大10機取得へ(7月7日)
- 日本の防衛
2026-7-8 19:33
スウェーデンの航空機・軍需品メーカーSAAB(サーブ)は令和8(2026)年7月7日(火)、「NATO selects Saab’s GlobalEye(NATO、サーブのグローバルアイを選定)」と題したリリースを発表した。以下にその全文訳を記載する。
NATO、サーブのグローバルアイを選定

トルコのアンカラで開催されたNATO首脳会議において、マルク・ルッテ事務総長は、NATOが最大10機の「グローバルアイ」空中早期警戒・管制機(AEW&C)の取得について、サーブ社と正式な交渉を開始すると発表しました。
現時点でサーブは、今回の発表に関して、契約への署名や発注の受領はしていません。
NATOは、同盟の監視・状況把握能力を近代化・強化する取り組みの一環として、既存のAEW&C能力を更新する必要性を確認しています。事務総長による今回の発表は、サーブのグローバルアイが将来のAEW&C能力に関するNATOの選定機種であることを裏付けるものです。
サーブの社長兼CEOであるミカエル・ヨハンソン氏は次のように述べています。
「NATOの次世代AEW&C能力を支援できることを、私たちは大変光栄かつ誇りに思います。私たちはグローバルアイが同盟にとって正しい選択であると確信しており、実証済みの能力、適応性、そして長期的な運用上の優位性を提供します。本日の発表により、グローバルアイは先進的な空中早期警戒・管制のための世界をリードするソリューションとしての地位を明確にしました。今後の交渉の進展を楽しみにしています」

グローバルアイは、同盟(NATO)が陸・海・空の広大な領域を監視することを可能にし、多様な脅威を検知して対応するための能力を大幅に強化します。グローバルアイは、サーブの「エリアイ・エクステンデッド・レンジ・レーダー」と、先進的なセンサー群、そしてマルチドメイン指揮統制(C2)システムを組み合わせて、ボンバルディアのグローバル6500航空機に搭載したシステムです。AEW&Cシステムとして、グローバルアイは高い更新率での長距離探知を提供し、激しいクラッターや電子妨害を伴う複雑な環境下においてさえ、低被探知性・ステルス性を持つ脅威や、ドローン、弾道・極超音速ミサイルの識別を可能にします。
サーブは今後、契約締結に向けて、NATO支援調達庁(NSPA)との正式な交渉に進みます。
(以上)
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