小泉防衛大臣が臨時会見 北朝鮮の弾道ミサイル発射に厳重抗議(8月6日)
- 日本の防衛
2026-8-7 13:40
令和8(2026)年8月6日(木)18時52分~18時56分、小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)防衛大臣は、防衛省A棟1階エントランスにおいて、北朝鮮による弾道ミサイル発射事案後の臨時記者会見を行った。
大臣からの発表事項と記者との質疑応答は以下の通り。
大臣からの発表事項
本日17時2分頃、北朝鮮から少なくとも1発の弾道ミサイルを発射されました。その詳細については、現在、日米韓で緊密に連携し、分析中ですが、発射された弾道ミサイルは、朝鮮半島東岸付近に落下したと推定され、我が国の領域や排他的経済水域への飛来は確認されておらず、現時点において、付近を航行する航空機や船舶の被害報告等の情報は確認されていません。
総理には、本件について直ちに報告を行い、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して迅速・的確な情報提供を行うこと。航空機、船舶等の安全確認を徹底すること。不測の事態に備え、万全の態勢をとることの3点について指示がありました。また、防衛省においては、防衛大臣が総理指示を受け、アメリカ、韓国等と緊密に連携しつつ、情報収集・分析に全力を挙げること、不測の事態の発生に備え、引き続き、警戒監視に万全を期すことの2点について指示を出しました。その後、私の下で関係幹部会議を開催するなど、対応に万全を期しているところです。
これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものです。また、このような弾道ミサイル発射は関連する安保理決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題です。今回の発射については、我が国として北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議し、強く非難しました。防衛省としては、国民の生命・財産を守り抜くため、引き続き、アメリカや韓国等とも緊密に連携し、情報の収集・分析及び警戒監視に全力を挙げてまいります。
北朝鮮のミサイル発射については以上ですが、1点、被災地関連で御報告があります。本日6日昼頃、熊本県宇城市において、林野火災が発生しました。地元の消防等が消火活動を実施するも、鎮火に至らず、同日16時40分、熊本県知事から陸上自衛隊西部方面総監に対し、空中消火に係る災害派遣要請があり、同時刻受理したところであります。今後、これを受けまして、調整をしていきたいと思います。今日は以上です。
記者との質疑応答
今回の弾道ミサイル発射の意図・目的についての受け止め
記者 :
1問お尋ねします。今回のミサイル発射についてお尋ねします。北朝鮮はですね、昨日、先月の海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」によるトマホークの実射試験について反発する談話を出していました。その中での今回のミサイル発射となりましたが、その意図と目的、現在分析中とのことですが、現時点でどのようなことが考えられると受け止められているでしょうか。今回の発射の受け止めとあわせて伺います。
大臣 :
北朝鮮による個々の発射の意図について、我が方から確定的にお答えすることは困難です。どのような狙いがあるにせよ、北朝鮮による核・ミサイル開発は、我が国及び国際社会の平和と安定を脅かすとともに、関連する安保理決議に違反するものであり、断じて容認できません。防衛省としては、北朝鮮の軍事動向について、アメリカ等とも緊密に連携しつつ、引き続き、情報収集・分析及び警戒監視に全力を挙げていきます。
(以上)
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