日米豪印がインド太平洋ロジスティクス・ネットワーク机上演習を東京で実施(9月3日・4日)
- 日本の防衛
2026-9-14 16:15
防衛省は令和8(2026)年9月11日(金)、同省が主催して9月3日・4日に東京で実施した日米豪印インド太平洋ロジスティクス・ネットワーク(IPLN)の机上演習について公表した。
公表内容と、演習後に4か国が発出した共同プレスリリース(和文仮訳)を以下に転載する。


日米豪印インド太平洋ロジスティクス・ネットワーク机上演習の実施
9月3日及び4日、防衛省は、外務省及び米国、豪州、インドの外交・防衛当局などとともに、「インド太平洋ロジスティクス・ネットワーク」推進のための机上演習を初めて開催しました。同演習では、地域で大規模自然災害が発生した場合により迅速かつ効率的な支援を行うため、4か国のロジスティクス能力の活用手順を検証しました。4か国は、演習後、共同プレスリリースを発出しました。
防衛省としては、「自由で開かれたインド太平洋」実現のため、引き続き、様々な機会を活用しながら、米国、豪州、インドとの協力を進めてまいります。
(参考)共同プレスリリース
(和文仮訳)
日米豪印によるインド太平洋ロジスティクス・ネットワークを推進するための机上演習の東京における実施
9月3日及び4日、日米豪印は、日米豪印インド太平洋ロジスティクス・ネットワーク(IPLN)を推進し、地域における文民の対応を向上させるため、東京において机上演習(TTX)を実施しました。2026年5月の日米豪印外相会合において一致したとおり、防衛省が本TTXを主催しました。
今回のTTXは、2025年4月にハワイで開催された初のIPLN机上演習及び2025年12月にグアムで実施された実働訓練(FTX)の成果を踏まえ、自然災害対応のシナリオに焦点を当てて実施されました。また、本TTXを通じて、日米豪印は、各国のロジスティクス能力を最大限に活用する方法を確認した上で、相互運用性を強化し、4か国間の連携を円滑化しました。さらに、本TTXを通じて、日米豪印は、IPLNの効果的な運用化のための制度的枠組みを提供するIPLN標準手順書(SOPs)の策定に向けた、大きな進展を確認しました。
日米豪印は、最近の壊滅的な洪水により被害を受けたすべての人々に対し、深い哀悼の意を表するとともに、必要な時に地域のパートナーを支援するという共通のコミットメントを改めて強調しました。また、日米豪印は、危機及び緊急事態に際し、人道支援および救援活動を最善の形で調整する方法について協議しました。
IPLNは、人命救助、復旧活動の促進及び地域のパートナーへの支援の提供のため、日米豪印が共有するロジスティクス能力を活用し、インド太平洋全域における大規模自然災害に対する文民の対応をより迅速かつ効率的に支援することを可能にするイニシアティブです。今回のTTXは、地域の課題に対処し、自由で開かれたインド太平洋を実現するための実質的な協力を強化するという日米豪印の揺るぎないコミットメントを改めて確認するものとなりました。日米豪印は、机上演習及び実働訓練、信頼醸成措置並びに専門家交流を含む、IPLNの運用化に向けた取組を引き続き推進していきます。
(以上)
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