航空自衛隊、創設70周年の記念ロゴとキャッチフレーズを発表
- 防衛省関連
2024-4-4 15:57
航空幕僚監部は、令和6(2024)年4月4日、航空自衛隊創設70周年記念のロゴマークとキャッチフレーズを報道発表した。
キャッチフレーズは『大空とその先へ To the Sky and Beyond』。ロゴマークはこちらのもの。
4月8日には、航空自衛隊の公式サイトにおいて、下記とおりコンセプトも公表された。
〇キャッチフレーズ『大空とその先へ』
航空宇宙自衛隊への進化及び爽やかでチャレンジ精神旺盛な航空自衛隊のイメージを連想させるシンプルで親しみやすいフレーズで構成。「大空」は、人類が空に思い描く、夢、希望といった好意的なイメージを強く印象付け、「その先へ」により引き続き挑戦を続けていく意思を表現した。さらに、フレーズ全体を俯瞰すれば宇宙領域の暗喩となっており、我々、航空自衛隊の任務領域の拡大に対する決意を示している。
〇ロゴマーク
航空自衛隊が守る新領域の「宇宙」を背景とし、線は、サイバー及び電磁波、各装備品との連結性を表現。その一つに60周年以降に装備化された装備品F-35を描き、この10年の航空自衛隊の進化を表現した。また、右上に伸びる線は、航空自衛隊がこの10年、国緊、在外邦人の輸送等各方面、各国で活躍していることを表現し、日本及び世界の平和に向けての連携を意図した。
地図上の点は、航空幕僚監部、航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、航空開発実験集団、大臣直轄部隊、補給本部を、また防衛力の根本的強化の七つの分野を表現。日本地図は航空自衛隊が守る国民を表すとともに、航空作戦の中核となる航空方面隊司令部所在地に四つの点を配置して、国民に寄り添い、我が国の空を守る決意を表現した。
文字部分については、70の文字の中で、「7」は航空自衛隊の編成及び防衛力の根本的強化の七つの分野を表し、「0」は任務領域が宇宙へ拡大する様子を地球と地球を取り囲む衛星、月、星空で表現した。70の右側の四つの点は、空(大きな点)と三つの新領域(宇宙、サイバー、電磁波)を表現。
航空自衛隊の表記は、防衛交流等で認知度が向上している「KOKU JIEITAI」にすることにより、航空自衛隊のスマートさを印象付けることを意図している。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- アデン湾海賊対処のP-3C哨戒機 令和7年10月の活動状況
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 陸海空自衛隊、令和7年9月における逮捕・送致の実績を公開(11月17日)
- 《ニュース解説》消えた弾丸の捜索──自衛隊の「訓練できない日々」
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 陸自UH-1J多用途ヘリにレーザー照射 徳島県住宅地上空で発生 乗員・航空機に被害なし・警察に通報(11月11日)
- 海自、フィジー 海軍と共同訓練を実施(11月3~7日)
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 人事発令 10月30日付け、1佐職人事(空自4名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 10月21日付け、指定職・書記官人事
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)


