防衛省報道官、7月9日の記者会見 相次ぐ不祥事や不適切行為について
- 防衛省関連
2024-7-11 11:44
令和6(2024)年7月9日(火)16時00分から、防衛省A棟10階会見室において報道官による記者会見がおこなわれた。
報道官からの発表事項はなく、記者からの質問に回答した。
記者との質疑応答
相次ぐ不祥事や不適切行為と、自衛隊のイメージ悪化について
記者 :最近、自衛隊をめぐるですね、様々な不祥事ですとか、不適切な行為に関する疑惑がですね、問われている事態が続いているんですけれども、先だっては、人的基盤強化に関する委員会が始まったわけなんですが、こういったその非常に自衛隊に対する負のイメージが広がっていくことがですね、この厳しい採用環境にある状況を更に悪化させる懸念も一部では聞くんですけれども、そのあたりどのように報道官はお考えでしょうか。
報道官 :大変難しい、ただ、大変重要な御指摘をいただいたというふうに思います。ただ、私どもとしましては、今いろいろ御指摘いただいております、例えば特定秘密に関わる様々な案件であったり、あるいはパワハラ等をめぐる様々な報道もありますし、潜水艦の契約、修理契約に関わりますこの疑いというものもあるわけでございますけれども、それぞれ何と申しますか、その必要性に応じて、調査なり、あるいは事実関係の確認なりというのが行われているものだろうというふうに、総論的には理解をしているところでございます。
そういう中で、それぞれの案件というものは、皆それぞれの背景があるわけでございますし、その原因というものも、もしかしたらあるのかもしれません。また、それぞれの事案、あるいは事象をですね、総括で共通して申し上げる段階にもございませんし、その根底にありますような背景も全く分からないわけでございますから、何ともコメントのしようがないわけでございますけれども、少なくとも私どもは、その一つ一つ必要な確認、あるいは調査というものをしっかり行って、そして、事実関係を明らかにしていくということは、防衛省という役所といたしまして、必要な行為であろうとこんなふうに思っているところでございます。
正にその判明した事実関係がもしあるとすればですね、そのことに踏まえて正に御指摘がありました、それが自衛隊の今後の採用活動等について、あるいは人材確保について、どのような影響があるだろうかということは、そのあと議論していくことだろうと思いますので、現段階で予断をもってコメントするべきことではない、こんなふうに考えるところでございます。
以上
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