極超音速滑空兵器(HGV)を追跡する技術の現在──技術シンポジウム2024速報
- 日本の防衛
2024-11-14 11:55
今年も開かれた、防衛装備庁が主催する「技術シンポジウム2024」(11月12〜13日)。注目の展示を紹介しよう。
防衛装備庁が主催する防衛技術シンポジウム2024において、航空装備研究所は「高速・高機動目標に対する航跡管理技術の研究」について展示を行った。
これは、現在北朝鮮や中国が開発・配備を進める「極超音速滑空兵器」(HGV)の早期探知を念頭に置いたもの。
HGVは、通常の航空機よりも高く、弾道ミサイルよりも低い高高度を、しかも変則的な軌道で飛翔することができる。このため、弾道の軌道を読んで未来位置を予測する既存の弾道ミサイル防衛システム(BMDシステム)での対処が困難とされる。また、飛翔速度もマッハ5以上と速いため、探知が遅れれば迎撃の機会も逸してしまう。
そこで、この研究ではHGVを早期に探知・追尾する技術の確立を目指している。具体的には、まずは衛星による探知を行い、そこで得られたデータを早期警戒レーダーによる探知にも活用する。
これによって、より正確でかつ広域・遠距離での目標探知を行うことを目指すという。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 人事発令 令和7年12月14日、15日付け、1佐職人事(海自9名、空自18名)
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- アメリカ海軍ニミッツ級航空母艦「ジョージ・ワシントン」、横須賀基地に帰港(12月11日)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、1佐職人事(陸自31名、海自3名、空自13名)
- 人事発令 令和7年12月18日付け、1佐職人事(海自4名)
- 神奈川県伊勢原市日向山における林野火災に係る災害派遣(12月12日、終報)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- アデン湾海賊対処のP-3C哨戒機 令和7年11月の活動状況(12月12日)
- 防衛省、防衛予算における令和7年度補正予算案の概要を更新(12月17日)
- F-35A戦闘機、5つめの飛行隊は千歳基地に 令和8年度から配備開始(12月12日)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、1佐職人事(陸自31名、海自3名、空自13名)
- 人事発令 令和7年12月14日、15日付け、1佐職人事(海自9名、空自18名)
- アメリカ海軍ニミッツ級航空母艦「ジョージ・ワシントン」、横須賀基地に帰港(12月11日)
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- 人事発令 12月9日付け、1佐職人事(陸自9名)
- 神奈川県伊勢原市日向山における林野火災に係る災害派遣(12月12日、終報)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将人事(陸自4名、海自4名、空自3名)
- F-35A戦闘機、5つめの飛行隊は千歳基地に 令和8年度から配備開始(12月12日)
- 人事発令 12月8日付け、1佐人事(海自2名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将人事(陸自4名、海自4名、空自3名)
- 人事発令 11月30日、12月1日付け 1佐職人事(陸自93名、海自45名、空自5名)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、1佐職人事(陸自31名、海自3名、空自13名)
- 人事発令 12月9日付け、1佐職人事(陸自9名)
- 人事発令 12月4日付け、1佐職人事(空自5名)
- 人事発令 11月21日付け、1佐人事(海自4名)
- 人事発令 令和7年12月14日、15日付け、1佐職人事(海自9名、空自18名)




