防衛省がカンボジア王国軍に油圧ショベル実習等のPKO分野での能力構築支援事業を実施(令和6年12月23日~令和7年1月31日)
- 日本の防衛
2025-2-6 12:45
防衛省は令和7(2025)年2月4日(火)、カンボジア王国軍に対して令和6年12月23日~令和7年1月31日に実施したPKO(施設)分野での能力構築支援事業について以下のように公表した。今回は油圧ショベル操作の実技形式による教育などが実施されている。
能力構築支援事業 事業紹介(カンボジア王国・PKO(施設))
期間:令和6年12月23日~令和7年1月31日
場所:カンボジア軍施設(コンポンスプー州ウドン郡)
支援対象:カンボジア王国軍 30名
参加要員:防衛政策局インド太平洋地域参事官付 4名、陸上自衛隊中部方面隊第4施設団 15名
防衛省・自衛隊は、2013年からカンボジア王国軍に対するPKO(施設)分野での能力構築支援事業を実施しており、これまでに250人以上に対して人材育成を行ってきました。
今年度は、カンボジア王国軍が国連PKOミッションに対して継続的に工兵部隊を派遣していけるようにするため、陸上自衛隊の教官がカンボジア王国軍の油圧ショベル操作要員30名に対して学科及び実技形式による教育を行いました。この際、成績及び受講状況が優れた10名を将来の教官要員として育成しました。
また、本事業においては、防衛省ジェンダー・アドバイザー及び陸上自衛官のWPS担当によるWPSセミナーを実施し、防衛省・自衛隊における取組を紹介するとともに、PKOにおける女性参画、ジェンダーの視点の重要性について参加者の理解を深めました。
今後も、本事業を通じ、日本とカンボジアとの間の防衛協力・交流を推進し、地域の平和と安定のみならず、グローバルな安全保障環境の改善のために協力してまいります。
(以上)
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