ロシア海軍の情報収集艦1隻が大隅海峡などを航行(2月1日~9日、ヴィシニャ級)
- 日本の防衛
2025-2-13 11:40
防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年2月10日(月)19時、2月1日から9日の期間に確認したロシア海軍艦艇の動向について以下のように公表した。
ロシア海軍艦艇の動向について
令和7年2月1日(土)午前10時頃、海上自衛隊は、沖縄本島の南東約50kmの海域において、同海域を南進するロシア海軍ヴィシニャ級情報収集艦(艦番号「535」)を確認した。
その後、当該艦艇が1日(土)から2日(日)にかけて、沖縄本島南東の接続水域内を含む海域を東西に遊弋し、4日(火)に喜界島(鹿児島県)南東の接続水域内を北東進し、7日(金)から8日(土)にかけて、宮崎県沖東の接続水域内を含む海域を東西に遊弋した後、9日(日)に大隅海峡を西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。
なお、当該艦艇は令和6年11月11日(月)から12日(火)にかけて対馬海峡を南西進した後、同月14日(木)に沖縄本島と宮古島(沖縄県)との間の海域を東進したものと同一である。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第14護衛隊所属「せんだい」(舞鶴)、第1海上補給隊所属「とわだ」(呉)、第1航空群所属「P-1」(鹿屋)及び第5航空群所属「P-3C」(那覇)により、警戒監視・情報収集を行った。

(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 「世界陸上2025」開幕日のブルーインパルス首都上空飛行 時間とルートを発表
- 《ニュース解説》国産スタンド・オフ・ミサイルの配備早まる
- 陸自「装輪装甲車(人員輸送型)AMV」量産初号機が出荷 今年度から部隊配備へ
- スタンド・オフ防衛能力の研究進展 滑空弾の飛翔を確認と防衛省が公表
- 《特集:ブルーインパルス》飛行展示と飛行条件の基礎知識