中谷防衛大臣が3月29日に臨時会見 日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式等の出席について
- 日本の防衛
2025-4-2 10:54
令和7(2025)年3月29日(土)17時04分~17時11分、中谷 元(なかたに・げん)防衛大臣は、海上自衛隊硫黄島航空基地で日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式、硫黄島戦没者慰霊追悼顕彰式及び島内巡拝後の臨時会見を行った。
内容は、以下のとおり。
発表事項
硫黄島での顕彰式について
大臣 :本日、硫黄島におきます日米合同の戦没者の慰霊、また顕彰式におきましては、米国からヘグセス国防長官も出席をされまして、史上初めて、日米の防衛相がこの式典に揃いまして、非常に立派に挙行ができたわけでございます。
太平洋戦争の熾烈な激戦地である硫黄島におきまして、80年前に戦火を交えた日米両国が、今や世界で最も強力で、最も成功して、重要な同盟関係となりまして、地域の平和と安定を守っているということを内外に示すこともできたのではないかと考えております。また、先人が築いた強固な同盟関係をヘグセス長官とともに、これから担い、そして更に高め、そして地域と世界の平和に貢献する決意を新たにしたところでございます。
最も信頼するパートナーとして、共に日米の合同の慰霊式に参加したということにつきましては、非常に両国のこの姿勢がですね、インド太平洋地域にも伝わったのではないかというふうに思います。
まず、硫黄島の戦いにおきまして、過酷な状況の中で、愛する家族と祖国を守るために、国の行く末、そして家族を案じながら、多くの兵士が亡くなりました。私自身も、10年前に現役の防衛大臣としまして初めて日米合同の顕彰式に参加をしましたけれども、やはり、こうした出来事を絶対に忘れないということ、そして、こうした尊い犠牲の上に、我が国、そして地域の平和と繁栄を築いていかなければならないということを強く思いを新たにしたところでございます。
それから10年が経過しまして、戦後80年を迎えた今日、我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後最も厳しく、また複雑なものになっております。防衛省・自衛隊は、防衛力の抜本的強化を進めるとともに、ヘグセス長官と誓いましたけれども、同盟国米国と緊密に連携をし、インド太平洋地域、そして世界の平和と安定に、より一層貢献してまいりたいと思っております。本日はその決意と覚悟を新たにすることができました。
記者との質疑応答
日米同盟の意義や今後の同盟の在り方など
記者 :大臣は本日ヘグセス長官とともに、あわせて3万人近くが戦死した激戦地の硫黄島で戦没者を慰霊する日米合同の追悼式に参加されました。先の大戦から今年で80年の節目に両閣僚がそろって出席したことで、同盟の意義や今後の同盟の在り方について、どのようなメッセージをこのインド太平洋地域に伝えられたとお考えでしょうか。また、明日の日米防衛相会談で、日本の防衛費の状況や在日米軍の駐留経費負担について、ヘグセス氏にどのように説明するおつもりかお考えをお願いいたします。
大臣 :本日の顕彰式にはですね、史上初めて日米の防衛相が揃って出席をしたと、史上初めてだということであります。80年前に戦火を交えた日米両国が、今や世界で最も強力で、最も成功し、そして重要な同盟関係になっている、そして、この地域の平和と安定を守っているということを直接内外に示すことができたというふうに考えております。明日は、日米防衛相会談を開催をいたしますが、ヘグセス長官の就任以来、初めての対面での会談となります。日米同盟の抑止力・対処力を更に強化をしていくための取組について、幅広く議論をして、具体的な成果につなげていきたいなというふうに考えています。
ヘグセス国防長官とのやりとりについて
記者 :先ほどもお話があったように、史上初めて日米の防衛相が揃って今回、追悼式に参加することになりました。この硫黄島にヘグセス国防長官が来ることになった経緯と、また先ほど短時間ですが、立ち話をされていたかと思いますが、短時間でどのようなやり取りをなさったのか、お会いになるのは初めてだと思いますが、どのような印象をお持ちになったか聞かせてください。
大臣 :今般、ヘグセス国防長官がこの会に出席をされたわけでございますが、これは長官自身がですね、この日米間の揺るぎない絆を支える上での心の紐帯であるこの式典にですね、米国の閣僚として初めて参加をしたということは、大変意義があることではないかというふうに思います。そして、短時間のやり取りでありましたけれども、ヘグセス長官の印象としては、長官自身のスピーチの内容、非常に素晴らしい内容と、また戦死者への労り、そしてこれからの平和の決意、非常に重厚なですね、深い内容でありまして、私、感動をいたしましたけれども、このスピーチを通じてですね、ヘグセスさんの思いを非常に強く感じました。また、印象としては、1月に電話会談をした際に電話越しに抱いた印象と同様にですね、非常にエネルギッシュであるし、かつ斬新でですね、力強いリーダーという印象を受けました。明日は、防衛相会談を実施しますので、じっくりと議論できることを楽しみにしております。
記者 :経緯について最初にお尋ねしてたと思うのですけれども。
大臣 :経緯につきましては、前回、電話会談の時にですね、近々お会いしたいですねということで終わっております。その後、米側の方からですね、硫黄島の追悼式に参加をして、そして日本で防衛相会談を行いたいという連絡がありました。その間のやり取りは、米側がですね、色んなことを状況を判断して決められたのではないかというふうに思います。
(以上)
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