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米・フィリピン共催の多国間共同訓練「バリカタン25」に自衛隊の各部隊と機関が参加(4月4日~5月9日)

  • 日本の防衛

2025-4-15 10:32

 防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年4月11日(金)13時00分、4月4日~5月9日に実施される米フィリピン主催の多国間共同訓練(バリカタン25)への参加について以下のとおり発表した。
 これまではオブザーバーとしての参加にとどまっていたが、今回初めて護衛艦「やはぎ」が訓練に参加する。

米比主催多国間共同訓練バリカタン25への参加について

 自衛隊は、下記のとおり米比共同訓練バリカタン25に参加します。
 本訓練は、米国及びフィリピン共催による多国間訓練であり、平成24年以降自衛隊は、オブザーバーとして参加していたところ、艦艇等の装備品の派遣を伴う参加は今回が初めてとなります。自衛隊は、本訓練を通じて統合運用能力の維持・向上を図るとともに、我が国にとって望ましい安全保障環境を創出するため、米比を始めとする参加各国との連携強化を図ります。

1 目的

 米比主催多国間共同訓練バリカタン25に参加し、自衛隊の各種戦術及び国際緊急援助活動に係る統合運用能力の維持・向上を図るとともに、米比を始めとする各国軍との連携を強化し、もって望ましい安全保障環境の創出に寄与する。

2 期間

 令和7年4月4日(金)から同年5月9日(金)まで

3 実施場所

 フィリピン共和国

4 訓練参加国(日本以外)

 フィリピン、米国、オーストラリア

5 訓練参加部隊等

 統合幕僚監部、統合作戦司令部、陸上幕僚監部、陸上総隊、陸上自衛隊中央輸送隊、陸上自衛隊武器学校、陸上自衛隊需品学校、陸上自衛隊輸送学校、自衛隊中央病院、自衛艦隊、航空幕僚監部、航空総隊、航空支援集団、航空システム通信隊及び海上輸送群の人員約150名並びに護衛艦「やはぎ」

6 訓練内容

(1)幕僚訓練

(2)実動訓練
  ア 多国間海上機動
  イ 統合兵站訓練(オブザーバー)
  ウ 水陸両用作戦(オブザーバー)
  エ 対艦戦闘(オブザーバー)

(3)専門家交流
  ア 統合防空ミサイル防衛
  イ サイバー攻撃等対処
  ウ 滑走路被害復旧

(4)人道民生支援

(以上)

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