吉田統幕長がフィンランドを約7年ぶりに公式訪問(5月17日~19日)
- 日本の防衛
2025-5-22 12:00
防衛省 統合幕僚監部は、令和7(2025)年5月17日(土)~19日(月)、吉田圭秀(よしだ・よしひで)統合幕僚長がフィンランド共和国を公式訪問したことを公表した。
発表内容の全文と公開された写真は下記のとおり。
吉田圭秀統合幕僚長のフィンランド公式訪問
5月17日から19日の間、吉田圭秀統合幕僚長は、ヤンネ・ヤーッコラ・フィンランド国防軍司令官の招待を受け、フィンランド共和国を公式訪問しました。吉田統合幕僚長は、ヤーッコラ国防軍司令官と会談を行い、国際情勢の変化を踏まえた日フィンランド防衛協力の更なる強化等に関する意見交換を実施しました。今回の公式訪問は、2018年以来、約7年ぶりです。
ヤーッコラ国防軍司令官との会談において、両者は、国際情勢、欧州大西洋及びインド太平洋地域に係る戦略環境認識を共有した上で、両国の連携強化に向けた戦略目標及び戦略的アプローチについて、率直に意見交換し、今後更に日フィンランド防衛協力を強化していくことで一致しました。
また、今回のフィンランド訪問では、ストゥッブ大統領を表敬しました。訪問では、ヤーッコラ国防軍司令官との意見交換の成果を報告するとともに、引き続き両国間の防衛協力深化に努めていく旨、説明しました。
本訪問間、ヘルシンキに所在するハイブリッド脅威対策センター(Hybrid Center of Excellence)、国家緊急補給局(National Emergency Supply Agency)などを視察し、国際的に見ても特色のあるフィンランドの社会一体となった国家防衛に関しても理解を深めることができました。
フィンランドは、我が国と価値や原則を共有する戦略的パートナーです。これまで中立政策を保持してきた同国は、2022年に開始されたロシアによるウクライナ侵攻の状況を受けてNATO加盟を申請し、2023年4月、31番目の加盟国としてNATOに加盟しました。NATO加盟以降、ウクライナ支援を始め、あらゆる分野においてNATO及び各加盟国との連携を強化し、国際社会及び地域の安全保障への貢献を高めています。
統合幕僚長とフィンランド国防軍司令官の間での信頼醸成・連携強化は、日フィンランド防衛協力の源泉であり、双方の情勢認識及び関心事項に基づく今後の協力の方向性について深く意見交換できたことは、今後より一層の日フィンランド防衛協力を推進する上で、意義深いものとなりました。
(以上)
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