ロッキードマーティン、海自向けSPY-7レーダー・アンテナ1隻分を納入完了(7月8日)
- 日本の防衛
2025-7-8 22:30

ロッキー ドマーティン社は2025年7月8日(火)、AN/SPY-7(V)1レーダー・アンテナの4面めを防衛省に納入したことを公表した。
SPY-7(スパイ・セブン)は、現在2隻の建造が進む海上自衛隊の新型護衛艦「イージス・システム搭載艦」(ASEV)に装備する多機能アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーで、今年1月に1面めが納入されている。今回、4面めが納入されたことで1隻分になり、今後はその4面を使い、米国の生産試験センター(PTC)で、アンテナのシステム統合とテストが行われる。
以下にプレスリリースを引用する。
イージス・システム搭載艦が具体化へ:ロッキード マーティン、AN/SPY-7(V)1レーダー・アンテナを防衛省へ納入
米国ニュージャージー州モーレスタウン、2025年7月7日 ロッキード マーティン (以下「当社」)は、イージス・システム搭載艦(ASEV)1隻分で搭載されるAN/SPY-7(V)1(以下SPY-7)レーダー・アンテナ(計4面)の防衛省への納入を無事に完了しました。この納入は、直接商業売却(DCS)のもとで三菱商事が仲介し、厳格な出荷前試験を実施しています。
当社のマルチドメイン・コンバット・ソリューション担当副社長のシャンドラ・マーシャル(Chandra Marshall)は次のように述べています。「1隻分となるASEV向けアンテナを今回すべて予定通り納入できたことは、SPY-7レーダーの成熟度、拡張性や生産能力を示すとともに、ロッキード マーティンのシステム統合における献身性と専門性の証明につながるでしょう。」
防衛省はASEVの調達を2隻予定しており、2027年度および2028年度(日本の会計年度)の就役に向けて順調に製造が進められています。マーシャル氏は続けて、次のように述べています。「今年、ニュージャージー州モーレスタウンにある生産試験センター(PTC)で、日本への納入に先駆けて4面すべてのアンテナの全面的なシステム統合とテストを引き続き実施します。これによりシステム統合時のリスクを大きく軽減し、スケジュール通りの就役が可能になるでしょう。」
SPY-7 の強み
高度な探知・追尾機能を備えたSPY-7レーダーは、複雑な脅威を効果的に迎撃し、複数の目標への同時対処を可能にしています。不確実性が高まる環境下においても海上部隊の有効性を高める強靭な「21世紀の安全保障」能力を提供します。
SPY-7 レーダーは、日本のASEVの他、カナダ海軍のリバー級駆逐艦やスペイン海軍のF-110型フリゲート艦向けにも生産されており、地上配備型は、米国ミサイル防衛局によりグアム防衛システム(TPY-6)および長距離識別レーダー(LRDR)に配備されています。ロッキード マーティンのソリッド・ステート・レーダー(SSR)は米国や複数の同盟国に採用されており、レーダーの世界トップレベルの能力や成熟度が実証されています。2024年12月には、ロッキード マーティンの陸上配備型SPY-7レーダーであるTPY-6が発射実験 Flight Experiment Mission-02(FEM-02)においてグアム防衛システムの一部として中距離弾道ミサイルの迎撃に成功しました。
参考画像



ロッキード マーティンについて
ロッキード マーティンは、イノベーションを推進し科学的発見を促進するグローバル防衛技術企業です。全領域にわたるミッションソリューションと「21世紀の安全保障」のビジョンに基づき、変革をもたらす技術の提供を加速し、お客様が常に即応体制を万全にできるよう約束します。詳細はLockheedMartin.comをご覧ください。最新の企業情報についてはXの@LMNewsをフォローしてください
(以上)
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