ロッキード マーティン社が海自イージス・システム搭載艦向けSPY-7レーダーの第1面を納入
- 日本の防衛
2025-1-16 08:55
ロッキード マーティンは令和7(2025)年1月16日(木)、日本の新たなイージス・システム搭載艦向けAN/SPY-7(V)1レーダー・アンテナの第1面を防衛省に納入したことを発表した。
AN/SPY-7(V)1のアンテナは、モーレスタウン工場の生産試験センター(PTC-2)でイージス・システム搭載艦用イージス戦闘システムとの最終統合試験を実施した後、完全なシステムとして日本に納入される。この統合試験を行うことで艦に搭載した後に実施されるその他システムとの連接時のリスクが著しく軽減され、また最適なシステムの性能を納入前に実現できるとのこと。
イージス・システム搭載艦とは、令和10年度(2018年度)の就役を目指して建造を進めている2隻の護衛艦で、計画が中断したイージス・アショアのために取得したSPY-7レーダーを搭載する。
同社からのプレスリリースは以下のとおり。
ロッキード マーティン、防衛省にイージス・システム搭載艦向けAN/SPY-7(V)1レーダー・アンテナの第1面を納入
米国ニュージャージー州モーレスタウン、2025年1月16日 – ロッキード マーティン(以下「当社」)はイージス・システム搭載艦(ASEV)向けAN/SPY-7(V)1レーダー・アンテナの第1面を防衛省に納入しました。直接商業売却(DCS)合意のもとで三菱商事が仲介し、納入前には厳格な出荷前試験を実施しました。
当社のマルチドメイン・コンバット・ソリューション担当副社長のチャンドラ・マーシャル(Chandra Marshall)は次のように述べています。「今回のマイルストーンの達成は、当社が今後も完成された最先端技術を日本国に対し迅速に提供できる能力がある事を示しています。」
AN/SPY-7(V)1のアンテナは、これからモーレスタウン工場の生産試験センター(PTC-2)で ASEV用イージス戦闘システムとの最終統合試験を実施し、完全なシステムとして日本に納入される予定です。艦載前にこの統合試験を行うことで艦載後に実施されるその他システムとの連接時のリスクが著しく軽減され、また最適なシステムの性能を納入前に実現できます。
当社は日本国が安全保障における目標を達成することを支援しています。チャンドラ・マーシャルはさらに「私たちは、2025年に予定している、次のアンテナの納入に向けて、引き続き体制を維持する計画です。」と述べました。今回の納入は当社が、日本国に対し最先端技術を積極的に提供していることの証左であり、当社が提唱する「21世紀の安全保障」の実現につながります。
SPY-7:艦載用レーダー能力の革命
当社のソリッド・ステート・レーダー技術は、艦載用SPY-7として知られています。この技術により運用者は厳しい脅威環境下においても、迅速かつ的確な意思決定ができるようになります。この最先端のシステムは、複雑化している弾道ミサイルや対空戦闘における高度な脅威を探知、追跡、迎撃できる能力を備えており、既存迎撃兵器による複数の標的に対する同時対処を可能にしています。
実績ある技術を世界へ
米ミサイル防衛局の長距離識別レーダーの実績を基に、この共通するレーダー技術はスペインのF-110マルチミッション・フリゲート艦やカナダの水上戦闘艦を含む将来艦艇への配備が計画されています。さらに、当該ソリッド・ステート・レーダーの可搬式陸上配備型は現在、グアムに配備されており、その汎用性と適用性は傑出しています。
(以上)
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