防衛省は令和7（2025）年12月22日（月）19時45分、同日に実施した日インドネシア防衛相テレビ会談の結果概要を以下のように公表した。

日インドネシア防衛相テレビ会談について（結果概要）

　令和7年12月22日、日本時間14時20分から約35分間、小泉防衛大臣とシャフリィ国防大臣は、日インドネシア防衛相テレビ会談を行いました。

1.冒頭、小泉大臣から、先月末にインドネシアで発生した洪水及び地滑りで犠牲になられた方々に対しお見舞い申し上げるとともに、被災者の一日も早いご回復及び被災地の早期復旧をお祈りする旨伝えました。シャフリィ大臣からは、謝意が伝えられました。

2.両大臣は、地域情勢について意見交換を行い、小泉大臣から、12月6日に発生した中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射事案や同9日に発生した東シナ海から太平洋にかけての中露爆撃機による共同飛行について説明し、強い懸念を伝達しました。シャフリィ大臣からは、当該状況への対応に関する日本の立場が国際規範に基づくものであることを理解する旨発言があり、意思疎通を強化し、インド太平洋地域の平和と安定に向け、共に取り組んでいくことで一致しました。

3.また、小泉大臣は、シャフリィ大臣との間で築いた信頼関係の下、二国間の防衛協力を一層強化していきたい旨述べ、両大臣は、先月の日インドネシア防衛相会談で合意した「統合防衛対話メカニズム」の下での緊密な意思疎通を含め、スピード感をもって日・インドネシア防衛協力・交流を強化していくことで一致しました。

写真：防衛省・自衛隊 公式X

（以上）