3,000トン型潜水艦「ちょうげい」の引渡式を三菱重工 神戸造船所で実施(3月10日)
- 日本の防衛
2026-3-12 11:25
三菱重工は令和8(2026)年3月10日(火)、海上自衛隊は翌11日(水)、10日に実施された防衛省向け3,000トン型潜水艦「ちょうげい」の引渡式について以下のとおり公表した。
防衛省向け3,000トン型潜水艦「ちょうげい」の引渡式を神戸造船所にて実施 現行潜水艦の後継に当たる「たいげい」型5番艦(三菱重工業)

三菱重工業は10日、2021(令和3)年度に受注した防衛省向け3,000トン型潜水艦「ちょうげい」の引渡式を当社神戸造船所(神戸市兵庫区)にて実施しました。本艦は、海上自衛隊の現行潜水艦「そうりゅう」型の後継に当たる「たいげい」型の5番艦で、神戸造船所での引渡しは2024(令和6)年3月に実施した3番艦「じんげい」に続くものです。
式典には、宮崎政久防衛副大臣、國見泰寛海上幕僚副長、伊藤秀人長官官房装備官をはじめとする防衛省関係者が多数列席。当社からは、常務執行役員の江口雅之防衛・宇宙セグメント長らが出席しました。
本艦は、ディーゼル電気推進方式を採用した通常動力型潜水艦で、リチウムイオン蓄電池の電力を動力として潜航します。「そうりゅう」型潜水艦と比べ、さらに探知能力が向上したソーナーや静粛性が向上した船体構造を採用しており、基準排水量は約3,000トンです。また、潜水艦への女性自衛官配置制限の解除を受け、女性用寝室を確保するため居住区内へ仕切りを設置し、シャワー室通路にはカーテンを設けるなど、女性自衛官の勤務に対応しているのも特長です。
三菱重工は、陸・海・空にまたがる防衛装備品事業を一元的に運営し、技術的シナジーを発揮する中で、機能・性能ならびにコストパフォーマンスに優れた最新鋭の艦艇を開発・設計・建造し、就役後の維持整備にも積極的に対応しています。今後もトータルシップインテグレーターとして、省人化や無人化、サイバーセキュリティ、ライフサイクルコストの低減といった顧客の抱える課題に応え、従来の枠組みにとらわれない新しい潜水艦の開発に注力していきます。
「ちょうげい」の主要目・工程
<主要目>
全長 84.0m
全幅 9.1m
深さ 10.4m
基準排水量 約3,000トン
主機関 ディーゼル、電気推進1軸
主要兵装 水中発射管
その他 スノーケル、潜水艦ソーナー
<工程>
起工 2022(令和4)年4月19日
進水 2024(令和6)年10月4日
引渡し 2026(令和8)年3月10日




潜水艦「ちょうげい」の引渡式・自衛艦旗授与式(海上自衛隊)
令和8年3月10日(火)三菱重工業株式会社神戸工場において、潜水艦「ちょうげい」の引渡式・自衛艦旗授与式が行われました。
潜水艦「ちょうげい」の由来
護衛艦の名称は、「天象、気象、山岳、河川、地方の名」を付与することが標準とされています。
艦名は、募集結果及び各種検討を踏まえ、防衛大臣が決定しました。「ちょうげい」は「長鯨」と書き、巨大な鯨を意味するものです。
概要
| 艦番号 | 517 |
| 基準排水量 | 約3,000トン |
| 全長、全幅、深さ、喫水 | 84.0m、9.1m、10.4m |
| 機関形式 | ディーゼル電気推進(1軸) |
| 主要装備 | 水中発射管 1式 |
| 乗員 | 約70名 |
艦長
2等海佐 神保雅彦(じんぼ・まさひこ)
写真で見る潜水艦「ちょうげい」の引渡式・自衛艦旗授与式
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(以上)
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