南雲統合作戦司令官、離任の挨拶を公表(3月13日)
- 日本の防衛
2026-3-17 08:35
防衛省 統合作戦司令部は令和8(2026)年3月13日(金)、南雲憲一郎(なぐも・けんいちろう)統合作戦司令官の離任に際し、統合作戦司令部の公式サイトで以下のように公表した。
離任のご挨拶
皆様こんにちは。
この度、3月23日に統合作戦司令官を辞し、退官することになりました。
日頃より本ホームページをご覧の皆様に、一言ご挨拶申し上げます。
先ず、昨年3月の統合作戦司令部の創設に際しては、多くの方々のお力添えを賜りました。ここに改めて厚く御礼を申し上げます。
また、平素より統合作戦司令部の活動に深い御理解を賜り、誠にありがとうございます。
創設以来、統合作戦司令部では、「発生した事態へのシームレスな対応」、「領域横断作戦に係る実効性の向上」、「関係国・同志国との連携の強化」を主たる目標として、統合作戦司令部の態勢構築及び能力の向上に当たってまいりました。
この間、欧州では、ロシアによるウクライナへの侵攻が継続し、中東では、イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突に加え、昨今、米国・イスラエルとイランとの間で武力を伴う事態が発生、インド太平洋地域においては、中国が「正義使命2025」と称する演習に代表される大規模な演習を実施するなどその活動規模や範囲を拡充しています。
このように、国際情勢は極めて厳しく、我が国の安全保障環境にも大きな影響を及ぼしている中、欧州や中東で生起している事態と同様の事態がインド太平洋地域で生起しないとは言い切れない状況です。
戦争に必要なコストは、抑止のコストと比較にならない程大きなものとなります。我々は、インド太平洋地域、とりわけ我が国周辺を含む東アジアにおいて同様の事態が生起しないよう抑止のための努力を惜しんではなりません。
我が国の安全保障の一翼を担う統合作戦司令部は、引き続き人を育て、組織を鍛え、抑止力・対処力を向上させ、国民の皆様の負託に応え得るよう努力を続けてまいります。
統合作戦司令官の後任には、私が信頼を寄せる副司令官の俵海将が2代目統合作戦司令官として着任致します。新司令官の下、統合作戦司令部が一丸となってさらに発展してくれるものと確信しています。
皆様におかれましては、引き続き統合作戦司令部の活動に御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、皆様のご健勝とご多幸を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。
令和8年3月13日 統合作戦司令官 南雲憲一郎
(以上)
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