航空自衛隊、新編した宇宙作戦団の紹介動画を公開(2026年4月30日)
- 日本の防衛
2026-5-3 08:00
防衛省 航空自衛隊は令和8(2026)年4月30日(木)、宇宙作戦団の紹介動画について発表し、航空自衛隊公式YouTubeチャンネルで動画(2分45秒)を公開した。⇒動画へのリンク
動画は2026年3月23日に新編された宇宙作戦団の任務をナレーションで紹介する内容。宇宙空間を利用する意義や、国境のない宇宙空間での脅威などにも言及している。
以下にリリースの本文と動画からの書き起こし、キャプチャ画像を転載する。
宇宙作戦団の紹介動画公開!
2026年3月23日、航空自衛隊は#宇宙作戦団を新編しました。宇宙空間の利用は、安全保障上、作戦の指揮統制・情報収集の中枢であるとともに、通信、観測、測位等の面で国民生活の基盤そのものです。宇宙空間の安定的利用の確保を任務とする宇宙作戦団の取組を、動画で分かりやすくご紹介します。

宇宙作戦団紹介PV

人は常に高みを目指してきた。丘を制したものが戦を制し、空を制したものが時代を動かした。
そして今、未来を守る舞台は、地球のさらにその先、宇宙へと広がっている。
今、宇宙は特別な場所ではない。測位衛星は作戦の精度を高め、同時に日常の道しるべとなる。

観測衛星は脅威を監視する目であり、災害から人々を守る目でもある。

通信衛星は国家をつなぎ、同時に家族の声を結ぶ。
宇宙空間の利用は、安全と未来を支える。

しかし、その瞬間は突然訪れる。その基盤は今、狙われている。
衛星を破壊する兵器。強力な電磁波による妨害。見えないサイバー攻撃。軌道上で接近し、不審な行動を取る衛星。

宇宙には国境がない。宇宙からは国土の隅々まで観測され、通信も位置情報も覗かれる時代だ。
衛星が機能を失えば、インフラや国民の生活に影響を与え、社会は一気に揺らぐ。宇宙のリスクは私たちの安全に直接牙を向く。

だからこそ宇宙作戦団がある。宇宙空間を常に監視し、異変をいち早く察知する。
衛星を守り、通信、観測、測位を支え続ける。

その使命は日本だけで完結するものではない。同盟である米国、志を同じくする各国、そして民間とも連携し、宇宙の状況を共有し、脅威に備える。

陸、海、空、さらにはサイバーや電磁波領域とも連携し、国境なき宇宙で、国境を超えて守る力を築く。

表には見えなくとも宇宙作戦団は静かに、そして確かに日本の安全を支えていく。
宇宙を制するものが未来を制する。
守るのは国民の命と暮らし、経済、そして安全と平和。

宇宙作戦団。
それは静かに機能し続ける日本の盾であり、未来への希望だ。

(以上)
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