第9回 防衛力変革推進本部を開催、同盟国との協力や現行戦略の評価を議論(8月3日開催、7日公表)
- 日本の防衛
2026-8-10 15:30
防衛省は令和8(2026)年8月3日(月)、第9回防衛力変革推進本部を開催した。
8月7日(金)16時45分、ウェブサイトにおいて開催内容と小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)防衛大臣の冒頭発言、および関連資料2件が公表されたので、以下に転載する。
第9回 防衛力変革推進本部
年月日
令和8年8月3日
議題
「同盟国との協力」及び「現行の国家防衛戦略・防衛力整備計画の評価」等について
大臣冒頭発言
小泉大臣冒頭発言
関連資料
同盟国との協力
現行の国家防衛戦略・防衛力整備計画の評価(課題と今後の方向性)
小泉大臣冒頭発言
本日の主な議題は、同盟国との協力についてです。
日米同盟は我が国の安全保障の基軸です。
我が国自身が防衛力を主体的に強化することが日米同盟の強化に資することは言うまでもありません。同時に、我が国の防衛とインド太平洋地域の平和と安定のために、アメリカが引き続きこの地域に関与し続けることを確保していくことが重要です。
そのために、アメリカにとっての日米同盟の「不可欠性」をあらゆる面で高めていく必要性があります。
政策面では、日米同盟の戦略的優先事項を緊密にすり合わせながら、同盟の抑止力・対処力の強化、拡大抑止の実効性を向上させるために必要な取組を不断に検討してください。
運用面では、在日米軍の段階的なアップグレードと歩調を合わせた日米それぞれの指揮・統制枠組みの向上、「レゾリュート・ドラゴン」演習や、アメリカ軍ミサイルシステム「タイフォン」が参加した共同対艦戦闘訓練のように、高度かつ実践的な共同訓練の各地、特に南西地域での拡充を通じて、日米の即応性・相互運用性を一層向上させてください。
装備面では、私からヘグセス長官に対して「オペレーション・スーパーチャージ」を提案し、日米が助け合って両国の防衛産業基盤を強化していこうと提唱しています。日米協力をさらに加速させて、①AMRAAM等のミサイル共同開発・共同生産等を通じた日米双方の防衛産業の速やかな強化、②艦船・航空機の共同維持整備、③サプライチェーンの強靱化などにより、日米の防衛産業基盤の相互補完と強化を推進してください。今後の我が国の防衛力を変革するにあたって重要な要素の一つである「無人アセットの活用強化」についても、日米でどのような協力が可能か、検討を進めてください。
最後に、新たな三文書の内容を真に実効性のあるものにするためには、現在の防衛力強化の進捗を適切にレビューすることが重要です。
現行の三文書が策定された以降の情勢変化が、どのような影響を及ぼし、どの分野において特に対応が必要かについて見極めるなど、こうした検証の結果を、新たな三文書に反映してください。これについては、三文書の改定に際して、国民の皆様にもわかりやすく説明できるようにしてください。
本日も、防衛力の変革に向け、従来の発想にとらわれない活発で率直な議論を期待します。
(関連資料)同盟国との協力




(関連資料)現行の国家防衛戦略・防衛力整備計画の評価(課題と今後の方向性)


















(以上)
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