岩手県宮古市における山林火災の災害派遣(4月23日、最終報)
- 防衛省関連
2024-4-25 04:50
防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年4月23日、岩手県宮古市で4月20日(土)午後に発生した山林火災について、陸上自衛隊が行った災害派遣の活動内容を以下のように公表した。
概要
4月20日(土)
午後、岩手県宮古市刈屋において山林火災が発生。地元消防等による消火活動を実施するも鎮火に至らないことから、同日16時56分、岩手県知事から陸上自衛隊東北方面特科連隊長(岩手駐屯地・岩手県滝沢市)に対し、山林火災に伴う消火活動に係る災害派遣を要請、同時刻受理。
4月21日(日)
7時07分以降、陸上自衛隊第9飛行隊(八戸駐屯地・青森県八戸市)のUH-1J多用途ヘリ×2機、陸上自衛隊東北方面航空隊(霞目駐屯地・宮城県仙台市)のUH-1J×2機、陸上自衛隊第1ヘリコプター団(木更津駐屯地・千葉県木更津市)のCH-47JA輸送ヘリ×2機により、空中消火活動等を実施。
4月23日(火)
11時30分、山林火災の鎮圧が確認されたことから、岩手県知事から陸上自衛隊東北方面特科連隊長に対し災害派遣撤収要請があり、活動を終了。
自衛隊の主な活動内容
1 空中消火活動等
陸上自衛隊第9飛行隊(八戸)のUH-1J×2機、陸上自衛隊東北方面航空隊(霞目)のUH-1J×2機、陸上自衛隊第1ヘリコプター団(木更津)のCH-47JA×2機により、空中消火を実施【放水実績:約266トン(延べ167回)】
2 連絡員の派遣
岩手県庁:陸上自衛隊東北方面特科連隊(岩手)×2名
宮古市役所:陸上自衛隊第9飛行隊(八戸)×2名、陸上自衛隊第9高射特科大隊(岩手)×4名、岩手地方協力本部×2名
※数値等は全て速報値のため、今後変更される可能性あり。
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