防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年4月25日、同日に確認したロシア軍機の動向について発表した。
発表によると、同日の午前から午後にかけて、ロシアのIL-20情報収集機 ×1機が大陸方面から飛来し、日本海上空を南進した後、石川県能登半島沖で変針し、大陸方面に向けて北西進した。また同日午後にも、ロシアのIL-38哨戒機 ×1機が大陸方面から飛来し、日本海上空を北進した後、 北海道奥尻島沖で変針し、大陸方面に向けて西進した。
これに対し自衛隊は、航空自衛隊の北部航空方面隊等の戦闘機を緊急発進させ対応した。いずれにおいても、領空侵犯は発生していない。