第48次派遣海賊対処行動水上部隊 護衛艦「さみだれ」出国
- 防衛省関連
2024-6-5 12:12
海上自衛隊 自衛艦隊は令和6(2024)年6月4日(火)、第48次派遣海賊対処行動水上部隊として護衛艦「さみだれ」が、予定通りの6月3日(月)に出発したことを明らかにした。
派遣海賊対処行動水上部隊は、「海賊対処法」にもとづいて派遣され、中東のアデン湾を航行する船舶の護衛と特定海域の警戒にあたる部隊。対処法制定前の2009年3月に派遣された護衛艦「さみだれ」「さざなみ」の1次隊にはじまり、2016年11月からは1隻派遣になって、現在は第47次隊の護衛艦「さざなみ」が任務にあたっている。(編注:第47次隊、第48次隊の艦が第1次隊の艦と同じなのは偶然です)
自衛艦隊の公式サイトで発表された内容は、こちらのとおり。
第48次派遣海賊対処行動水上部隊「さみだれ」出国
6月3日、第48次派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦「さみだれ」は、呉基地から出国しました。
護衛艦「さみだれ」の出国にあたり、ソマリア沖・アデン湾方面派遣海賊対処部隊指揮官兼ねて中東方面派遣情報収集活動部隊指揮官である自衛艦隊司令官 齋藤聡海将は、「海賊対処行動は、今年で15年目を迎え、その成果は国内外から高い評価を得ている。これは、我々の先輩方が、厳しい環境条件のもと、海上保安庁からの派遣隊員と一丸となって、昼夜を問わず、献身的に任務に邁進してきた賜である。また、自衛艦隊は、今年70周年を迎え、キャッチフレーズを「継承、そして挑戦」とした。このキャッチフレーズのように、先人たちの任務にかける熱意、思いを継承しつつ、勇気をもって挑戦する気概を胸に任務にあたるとともに、特に、任務遂行を縁の下で支える若い隊員は、各々の持ち場にて、「自分にしか果しえない職責」と向き合い、誠実に職務に取り組んでもらいたい。」との壮行の辞を述べました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。
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