防衛省が「AI活用推進基本方針」「サイバー人材総合戦略」を公表
- 防衛省関連
2024-7-3 11:12
防衛省は令和6(2024)年7月2日(火)、 防衛省AI活用推進基本方針 と 防衛省サイバー人材総合戦略 という2つの文書を策定・公表した。両文書は、AIの活用促進や、サイバー人材の確保・育成の羅針盤となるものだ。
防衛省AI活用推進基本方針 は、国内外の最新の議論を参考に、
「AIの活用分野」
「AIの利用に伴うリスクへの対応」
「データ基盤の構築」
「AI・データ人材の確保・育成、研究開発」
などの幅広い事柄について、防衛省の考え方を示すもの。AI活用推進の羅針盤となる基本方針の策定は、防衛省としては初となる。
防衛省サイバー人材総合戦略 は、防衛省のサイバー人材の考え方を明らかにし、
「部内の人材施策の一貫性の確保」
「部内横断的な協力の推進」
「外部との協力関係を構築・深化」
を目指すものだ。
同文書内では、サイバー人材の確保に係る取組として、《サイバー予備自衛官》の拡充、防衛省サイバーコンテストの開催などに言及。また育成に係る取り組みとしては、
「陸上自衛隊高等工科学校のシステム・サイバー専修コースの拡充」
「防衛大学校のサイバー・情報工学科への改編、教育強化」
などに触れている。
各文書の概略と本文は、防衛省公式サイトで公表されている。詳細は以下リンクの参照を参照されたい。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 陸自 特殊作戦群が今年1〜2月に米陸軍特殊作戦コマンドと実動訓練を実施
- 人事発令 3月24日付け、将人事(陸自12名、海自2名)
- 台湾有事が予測される事態などを想定 沖縄県の離島から12万人の避難計画を公表(3月27日)
- 人事発令 3月24日付け、1佐人事(陸自87名、海自81名、空自86名)
- 人事発令 3月24日付け、将補人事(陸自38名、海自14名、空自18名)