中谷防衛大臣、日豪防衛相電話会談後の臨時記者会見(10月11日)
- 日本の防衛
2024-10-16 09:00
令和6(2024)年10月11日(金)14時10分~14時16分、中谷元(なかたに・げん)防衛大臣は、防衛省A棟1階エントランスにおいて日豪防衛相電話会談後の臨時会見を行った。
内容は、以下のとおり。
大臣からの発表事項
日豪防衛相会談について
大臣 :日豪の防衛相会談についてお話をいたします。本日13時30分から約20分間、豪州のマールズ副首相兼国防大臣との間で日豪防衛相会談を実施をいたしました。電話会談でした。
冒頭、マールズ大臣から私の就任に対する祝意が示されて、私から御礼を述べました。私の過去2回の在任時におきましては、対面での日豪防衛相会談、オーストラリアとは2002年8月にヒル国防大臣、そして2015年11月にぺイン国防大臣との日豪防衛相会談を行いました。
それに加えまして、「2+2」、そして日米豪防衛相会談を行い、日豪防衛協力の深化に努めてまいりました。例えば、豪米主催の多国間演習である「タリスマン・セイバー」、これへの自衛隊参加は、私が前回の在任時の2015年に始めたものでありますが、昨年には、陸上自衛隊12SSMや中SAMを豪州で初めて実射をするなど、訓練の深化が進んでいるということを歓迎をいたしました。
その上で、マールズ大臣との間で日豪防衛協力が運用協力・共同訓練、装備・技術協力を含むあらゆる分野に拡大をしているということを確認をするとともに、先月の日豪「2+2」も踏まえまして、自衛隊とオーストラリア軍の相互運用性向上をはじめ各種取組を、引き続き深化させていくということで一致をいたしました。
就任直後のタイミングで、マールズ大臣と日豪防衛協力について意見交換ができたということは大変有意義でありました。価値観と戦略目標を完全に共有する日本と豪州は、同志国連携の中核であります。日豪防衛協力を更に深化させるべく、マールズ大臣と早期に対面でお話ができるように、オーストラリア側とも意思疎通を図っていきたいと考えております。
なお、会談の中でお互いでファーストネームで呼び合うということで、リチャード、ゲン。リチャード、ゲンというフレンドシップができましたことを付け加えさせていただきます。
記者との質疑応答
電話会談の内容について
記者 :大臣、先ほどおっしゃられたように「2+2」に関しては、木原前大臣が先月マールズ大臣とも面会した際にですね、特に中国に対する強い懸念を共有し、意見交換をされたというふうにおっしゃってました。今日の会談の中では、中国をはじめとする特定の情勢等についての意見交換というのはあったのでしょうか。
大臣 :まず木原前大臣に対しては、非常に優れた大臣であるということで、敬意の表明がありました。マールズ大臣との間では、インド太平洋地域における安全保障環境に関する認識を共有をしているということを確認をいたしました。そして、いろいろと話をしましたが、それ以上の詳細につきましては、相手国との関係もございますので、お答えできないということを御理解いただきたいと思います。
大臣就任後の手応えや感じていることについて
記者 :大臣就任されてから、各国の閣僚を含め、防衛関係の方々との意見交換をされています。来週には初めて外遊にも行かれますけれども、各国とのやりとりで何か手応えでしたり、何か感じているものがあれば教えてください。
大臣 :前任の方がですね、非常によく会談をされておられまして、今まで話した中では、ほぼ共通のですね、認識を持っているということと、更に防衛協力が相当、あらゆる分野で進んで来ているんだなという認識をもちました。
豪州が応札を呼び掛けている護衛艦について
記者 :今、オーストラリアが応札を呼び掛けているですね、護衛艦に関しては、特に上がらなかったという認識でよろしいのでしょうか。
大臣 :会談ではですね、日豪の防衛の協力が運用・共同訓練、装備・技術協力を含むあらゆる分野に拡大をしているということとともにですね、先日の日豪「2+2」、これも踏まえて、自衛隊と豪州の相互運用の性能向上をはじめ、各種の取組を引き続き進化させていくということでは一致しております。
幅広いことをお話をいたしましたが、具体的なことにつきましては、相手国との関係もありますので、お答えができないということを御理解くださいませ。
(以上)
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