ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 12月16日 防衛省まとめ
- 日本の防衛
2024-12-19 11:59
防衛省は令和6(2024)年12月16日(月)、ロシア軍によるウクライナ侵略の状況について、最新情報を更新した。
防衛省では2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、およそ1週間おきにマップ上にその状況をまとめ、公式サイトにおいて公表し続けてきている。
今回の更新はこちらのとおり。
ウクライナ関連
今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為です。
防衛省としては、インド・太平洋地域への影響も見据えながら、関連動向の情報収集・分析に努めており、可能な限り、共有していきたいと考えています。
ロシアによるウクライナ侵略の状況(2024年12月16日時点)
ウクライナ軍がロシア西部クルスク州における作戦及びロシア領内への無人機攻撃を継続する一方、ロシア軍は、ウクライナ東部への攻勢及びウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続しつつ、クルスクへの攻勢を強化している模様。
※以下は地図に記入された文字の書き出しです。一部の略語・略号は元の言葉に書き改めています。
戦闘による人的被害・物的損耗の状況
ロシア軍:死者約19.8万人(ゼレンスキー大統領24年12月8日)
:死者約20万人、負傷者約40万人(WSJ24年9月17日)
:死傷者64.8万人以上(英国防省24年10月7日)
ウクライナ軍:死者4.3万人(ゼレンスキー大統領24年12月8日)
:死者約8万人、負傷者約40万人(WSJ24年9月17日)
ウクライナ市民:死者10,582人以上、負傷者1万9,875人以上(UN24年2月22日)
戦況など
・ゼレンスキー大統領は、第2弾となるデンマークから供与されたF-16戦闘機がウクライナに到着したと表明(12月7日)
・ゼレンスキー大統領は、22年2月以来、ウクライナ軍人の死者数は4.3万人とする一方、ロシア軍の死者数は19.8万人で、負傷者数は55万人以上であると表明(12月8日)
・ゼレンスキー大統領は、国産装備について、ミサイル・ドローン「パリャニツァ」の量産開始、ミサイル・ドローン「ペクロ」の初の実戦使用(ウクライナメディアの報道によれば射程700kmかつ時速700km)、対艦ミサイル「ネプトゥーン」長射程型の近日中の実戦投入等に言及(12月10日)
・作戦・戦略編組部隊「ホルティツァ」報道官は、ロシアが、ポクロウスク方面のウクライナ要塞を攻撃し、ウクライナ陣地2つが破壊され、1つが陥落したと表明。また、シェウチェンコ村(ポクロウスク郊外から3kmに位置)の南西郊外でも戦闘が継続していると言及(12月11日)
・ロシア国防省は、6日にドネツク州プスチンカ村、同州スヒ・ヤリ村、7日に同州ベレストキ村、8日に同州ブラホダトネ村、10日に同州ジョウテ村、12日にゾリャ村を解放したと発表
・ロシア国防省は、クルスク州方面について、11日にダリイノ村、プリョホヴォ村、12日にノヴォイワノフカ村を奪還したと発表
・ロシア国防省は、ウクライナ軍が、米国製弾道ミサイル「ATACMS」×6発でロシアロストフ州タガンログの軍用飛行場を攻撃したとし、報復措置をとると発表(12月11日)
・米国防省報道官は、正確な日付は不明も、今後数日内にロシアが新型中距離弾道ミサイルと主張する「オレシニク」を発射する可能性に言及(12月11日)
・ウクライナ情報総局は、ウクライナ軍の無人機に特化した独立兵科「無人システム部隊」が、ロシアブリャンスク州の燃料貯蔵施設を成功裏に攻撃した結果、大規模な火災が発生した旨発表(12月11日)
資料源:ウクライナ政府機関ウェブサイト、ロシア大統領府ウェブサイト、ISW等
(以上)
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