石破総理が会見「邦人退避に万全を尽くす」──国家安全保障会議後の会見(6月22日)
- 日本の防衛
2025-6-24 11:55
首相官邸は令和7(2025)年6月22日(日)、石破茂(いしば・しげる)内閣総理大臣が同日に実施した「中東情勢に関して開催された国家安全保障会議の内容等についての会見」の概要を以下のように発表した。
中東情勢に関して開催された国家安全保障会議の内容等についての会見
記者 :
中東情勢を受けて開催された国家安全保障会議の内容と関係閣僚への指示について、国家安全保障会議を受けて、今回の米国の攻撃を支持するかどうか、政府は昨日、空自輸送機をジブチへ派遣したが、米軍の攻撃を受けて、今後の邦人退避計画に影響や変更があるのか。
総理 :
先ほど、国家安全保障会議の四大臣会合を開催して、中東情勢について議論を行いました。中身の詳細につきましては差し控えますが、私(総理)から既に、関係省庁に対し、情報収集を徹底すること、邦人の安全確保に向け万全の措置を講ずること、これを指示しております。
米国の攻撃につきましては、関連の事実関係を引き続き確認中です。重大な関心を持って状況の推移を注視をいたしております。我が国としては、事態を早期に鎮静化することが何よりも重要であると、このように考えております。
イランの核兵器保有は決して許されないという立場は、一貫をしておるところであります。邦人の退避につきましては、邦人が安全に退避できるということでありまして、今回の事態を受けても、それは全く変わるものではありません。何があっても、邦人の退避ということがきちんと行われるように、政府として、万全を尽くすところでございます。以上です。
(以上)
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