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南雲統合作戦司令官がコロンビア軍統合参謀本部長と懇談(9月25日)

  • 日本の防衛

2025-9-29 11:00

 防衛省 統合作戦司令部は令和7(2025)年9月25日(木)、南雲憲一郎(なぐも・けんいちろう)統合作戦司令官が、来日中のロペス コロンビア軍統合参謀本部長の表敬訪問を受けたことについて、以下のように公表した。

コロンビア軍統合参謀本部長との懇談について

 9月24日、統合作戦司令官は、来日中のロペス コロンビア軍統合参謀本部長の表敬訪問を受けました。
 わが国とコロンビア共和国は、2016年に両国が防衛協力・交流を深めていくための一般的・包括的指針となる文書として、日コロンビア防衛協力・交流覚書の署名を完了しました。それ以来、この覚書に基づいて、防衛省・自衛隊はコロンビアとの具体的な防衛協力・交流を進めてきています。
 防衛省・自衛隊は、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)ビジョンに基づく取組の一環として、重要なシーレーンが通過する東南アジア、南アジア、太平洋島嶼国に加え、エネルギー安全保障上重要な中東やアフリカ、中南米といったインド太平洋の各地域との間で、防衛協力・交流の強化を図っているところであり、昨年(2024年)には防衛大学校の准教授がコロンビアを訪問し、「対テロ」等に関する講義を行うなど、コロンビアを含めた中南米の国々との防衛協力・交流が推進されています。
 統合作戦司令官は、コロンビア軍統合参謀本部長の訪問を歓迎するとともに、一層厳しさを増しているインド太平洋地域の平和と安定が両国及び国際社会において重要性が増大していることを踏まえ、日・コロンビア防衛協力・交流の更なる進展のため、引き続き連携を強化していくことを強調しました。
 統合作戦司令部は、自衛隊の領域横断的作戦を含む統合作戦能力を強化し、同盟国・パートナー国との連携により抑止力及び対応力をさらに高め、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を構築するとともに、自由で開かれたインド太平洋(FOIP: Free and Open Indo-Pacific)の実現に寄与する取り組みを推進します。

写真:統合作戦司令部
写真:統合作戦司令部

(以上)

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