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第4回豪州政府の次期汎用フリゲートの共同開発・生産に向けた官民合同推進委員会を開催(3月19日)

  • 日本の防衛

2026-3-24 12:00

 防衛省は令和8(2026)年3月19日(木)18時45分、第4回豪州政府の次期汎用フリゲートの共同開発・生産に向けた官民合同推進委員会の開催について公表した。
 以下に第4回の開催概要と第3回の議事要旨を転載する。

第4回豪州政府の次期汎用フリゲートの共同開発・生産に向けた官民合同推進委員会の開催について

 第4回豪州政府の次期汎用フリゲートの共同開発・生産に向けた官民合同推進委員会を以下のとおり開催しましたので、お知らせします。

1 趣旨

 豪州政府の次期汎用フリゲートの共同開発・生産に向けて、官民一体となって推進していくための委員会を開催

2 日時

 令和8年3月19日(木)16:15~17:15

3 場所

 防衛省A棟11階第1省議室

4 出席者

【防衛省関係者】
 事務次官、防衛装備庁長官 等

【関係企業】
 豪州政府の次期汎用フリゲートの共同開発・生産に関係する事業者(三菱重工業 等)

【関係省庁】
 内閣官房、外務省、財務省、経済産業省、国土交通省

豪州政府の次期汎用フリゲートの共同開発・生産に向けた官民合同推進委員会(第3回)議事要旨

1.日時

 令和7年8月25日(月)15時00分~16時00分

2.場所

 防衛省(A棟11F第1省議室)

3.出席者

(防衛省)中谷防衛大臣(当時)、大和事務次官、八木海上幕僚副長(当時)、青柳防衛装備庁長官、滝澤防衛装備庁長官官房審議官、伊藤防衛装備庁装備官(海上担当)、小杉装備政策部長、家護谷プロジェクト管理部長、平田海上幕僚監部防衛部長、星海上幕僚監部装備計画部長、洲桃防衛装備庁国際装備課長、萬浪防衛政策局長

(関係企業)
 泉澤三菱重工業会長、江口同防衛・宇宙セグメント長、高松同艦艇・特殊機械事業部副事業部長、甲村同技師長、洗井防衛・宇宙システム事業本部副事業本部長 執行役員、永野日本電気株式会社執行役Corporate EVP兼エアロスペース・ナショナルセキュリティビジネスユニット長、大野日立製作所ディフェンスシステム事業部 事業部長、宮崎富士通ナショナルセキュリティ事業本部本部長、本杉沖電気執行役員特機システム事業部長、竹野ジャパン マリンユナイテッド代表取締役 専務執行役員 艦船事業本部長

(関係省庁)
 中間内閣審議官、三宅外務省総合外交政策局参事官、坂本財務省大臣官房総合政策課長、荒井経産省通商政策局長、今井国交省大臣官房技術審議官(海事)

4.議事要旨

(1)中谷防衛大臣(当時)挨拶
 この度、オーストラリアの次期汎用(はんよう)フリゲートに、我が国の「もがみ」型護衛艦の能力向上型である「令和6年度型護衛艦」が選定された。関係企業、関係省庁の皆様方の努力に対し、感謝と敬意を申し述べたい。今回の選定結果は、マールズ国防大臣から直接、私(防衛大臣)にVTCで連絡があったが、今回の選定結果は、優れたステルス性、自動化・省人化といった我が国の優れた技術が結集した装備品に対する高い信頼と評価の表れであると受け止めていると述べられた。今回の次期汎用フリゲートプログラムにおいては、我が国の関係省庁及び関係企業と緊密に連携し、オールジャパンの態勢で対応し、相手方の設計・運用思想、調達事情、政治情勢等についても、積極的に情報収集を行い、十分理解した上で、提案を行ってきたことが、今般の結果につながったものと考えており、関係者の皆様に心から感謝申し上げたい。官民合同推進委員会や先月末の防衛装備庁長官と三菱重工業 泉澤会長の訪豪は、まさに官民一体、オールジャパンの体制の象徴である。本件は、日豪の相互運用性を大幅に向上させるのみならず、インド太平洋地域の艦艇建造・維持整備基盤の向上に資するとともに、将来の我が国、艦艇の能力向上にも裨益(ひえき)し得るという点で、安全保障上極めて高い意義があるもの。本年5月のシャングリラ会合において「OCEAN(オーシャン)」すなわち、One Cooperative Effort Among Nations: Perspective for the Indo-Pacific(ワン・コウ オペラティブ・エフォート・アマング・ネイションズ・パースペクティブ・インド・パシフィック)の精神を提案した。これは、共通の価値と利益を共有する国々が、インド太平洋全体を俯瞰的に捉え、それぞれの取組の間で協力と連携を強化し、シナジーを生み出すことで新たな価値と利益をもたらしていくことの重要性を強調するものである。今回の決定は、オーストラリアとの協力と連携を促進し、インド太平洋地域全体にルールに基づく国際秩序、平和と安定をもたらすものである。まさに、「OCEAN(オーシャン)」の精神を具現化するもの。今後、無事に契約を締結し、そして、着実に艦艇を建造し、オーストラリア側の計画どおりに納入し、日本側の提案を採用してよかったと実感していただかなければならない。まずは、来年初めと見込まれている最終的な契約の締結に向け、オーストラリア政府と議論を更に進めていく必要がある。改めて気を引き締め、引き続き、関係省庁及び関係企業としっかり連携し、「官民一体」「オールジャパン」の体制で、プロジェクトの成功に向けて全力で取り組んでいきましょう。関係者の皆様の今後ともますますのご協力を心からお願い申し上げる。

(2)大和事務次官 挨拶
 本日は、お忙しい中、お集まりいただき、感謝。一言、ご挨拶申し上げる。我が国にとって「特別な戦略的パートナー」であり、日米同盟に次ぐ緊密な協力関係を構築している豪州は、同志国連携の中核であり、日豪防衛協力はあらゆる分野に拡大している。

 そのような中、我が国の提案が採用されたことは、日豪そして日米豪の相互運用性の強化、さらにはインド太平洋地域の平和と安定につながることになるため、今後の発展に大いに期待している。これから契約締結までの限られたスケジュールの中で様々なチャレンジがあるかと思うが、大臣がおっしゃったとおり、「オールジャパン」で取組、乗り切っていこう。本委員会が実りあるものとなるよう、最大限努力していく。

(3)泉澤三菱重工業会長 挨拶
 さきほど大臣からもあったが、豪州政府の次期汎用FFMに、我が国の「もがみ」型護衛艦能力向上型が選定されたことは私共としても大変喜ばしい。これは、本日出席いただいている、中谷防衛大臣、関係者の皆様が、官民一体となって取り組んできた成果であると認識しており、改めて感謝を申し上げる。先ほど紹介いただいたが、7月に訪豪し、大使館のレセプションで豪州関連企業等へのプレゼンを実施するなど、社を挙げて本プロジェクトに取り組んでいる。これから契約締結に向けて取り組んでいくが、海外移転は国内契約と異なる課題も多いと認識しており、また共同開発の位置づけから、契約締結までに解決すべき課題も多数あることも承知。豪州政府の所要の納期を順守するためには早い段階での契約締結が必須であり、短期間で、これらの課題を解決していくためには先ほど来、話があるように官民一体となったワンチームでのオールジャパンの体制で取り組みが必要。

 会社としても本プロジェクトの成功に向けて、今後も最大限努力をいたしてく所存。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いする。

(4)事務局説明
 事務局より、新たに出席いただいた委員の紹介をしたのち、現在の取組状況及び今後の進め方について報告。

(5)意見交換
 事務局から、現在の取組状況及び今後の進め方を踏まえた意見を求め、防衛省出席者、関係企業から発言があった。

(6)閉会
 青柳防衛装備庁長官より閉会の挨拶があった。

(以上)

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