RTX社レイセオン SPY-6レーダー関連で米海軍から5億1,500万ドルを受注(6月3日)
- 日本の防衛
2026-6-11 11:00
令和8(2026)年6月3日(水)、アメリカの航空宇宙・防衛企業RTXの広報代理バーソン・コーン&ウルフ・ジャパンは、SPY-6レーダーシリーズに関する6月3日(水)付けプレスリリースの和訳を公表した。
リリースの内容は以下の通り。
RTXのレイセオン、SPY-6レーダーシリーズに関する5億1,500万ドルの契約を受注〜米海軍が保有する最も先進的な海上用レーダーの統合および試験支援を加速〜

マサチューセッツ州アンドーバー(2026年6月3日) -- RTX(NYSE:RTX)の一事業部門であるレイセオンは、米海軍からSPY-6レーダーシリーズに関する5億1,500万ドルの契約を受注しました。本契約は、2025年6月に受注した統合および生産支援(Integration and Production Support)契約に続くもので、フライトIIA級駆逐艦へのSPY-6(V)4レーダーの搭載改修が含まれています。
レイセオンは、今回の随意契約に基づき、SPY-6レーダーシリーズに対する継続的な支援を米海軍に提供します。これにはドイツ政府向けの支援が含まれ、今後、対外有償軍事援助(Foreign Military Sales:FMS)プログラムの下で、他国が追加されることも見込まれています。
ネーバル・パワー部門のプレジデントであるバーバラ・ボルゴノヴィは次のように述べています。
「10年以上にわたり海上で実績を重ねてきたSPY-6は、現在も米海軍が保有する最も先進的な海上用レーダーであり、進化する脅威に対抗するため、艦隊に比類ない探知能力と多任務への即応性を提供しています。レーダー製造施設の近代化に向けた8億ドルの投資を背景に、製造を加速しており、2028年までにSPY-6の生産量を倍増させる見込みです」
SPY-6は現在、米海軍艦艇2隻で運用されており、さらに11隻の艦艇に搭載されています。これらの艦艇はいずれもさまざまな段階の試験を実施しています。今後10年間で、SPY-6は50隻以上の米海軍艦艇に配備される見込みであり、航空目標、水上目標、弾道ミサイルおよび電子戦の脅威に対する防衛能力を強化します。
SPY-6は、マサチューセッツ州アンドーバーにあるレイセオンのレーダー開発施設で設計・製造されている複数のレーダープログラムのひとつです。同施設は3万平方フィートの敷地を有し、米軍および同盟国向けの多様なレーダーの製造を支えています。この垂直統合型で高度に自動化された施設は、世界でも最先端の製造拠点のひとつであり、SPY-6およびその他のレイセオン製レーダーに不可欠な半導体を製造する窒化ガリウム(GaN)ファウンドリーを備えています。
レイセオンについて
RTXの事業部であるレイセオンは、米国政府、同盟国およびパートナー国が国家主権を守り、安全保障を確保するための防衛ソリューションを提供しています。100年以上にわたり、統合防空ミサイル防衛、スマート兵器、ミサイル、先進センサーおよびレーダー、迎撃ミサイル、宇宙ベースのシステム、極超音速システムおよび陸・海・空・宇宙にわたるミサイル防衛の分野において、新技術の開発と既存能力の向上に努めてきました。
RTXについて
RTXは、世界で18万人以上の従業員からなる航空宇宙・防衛分野のリーディングカンパニーです。私たちは、科学と技術の限界に挑戦し、世界をつなぎ、守る方法を再定義しています。業界をリードする能力を生かし、航空の発展を推進するとともに、任務の成功に資する統合防衛システムを設計し、世界中のお客様が直面する最重要課題に対処するお手伝いをすべく、次世代の技術ソリューションと製造基盤を提供しています。同社はバージニア州アーリントンに本社を置き、2025年の売上高は880億ドルを超えました。
※この資料はRTXが2026年6月3日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。
(以上)
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