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小泉防衛大臣が臨時会見 令和8年熊本地震における自衛隊の活動を報告(7月28日、29日)

  • 日本の防衛

2026-7-29 21:21

 小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)防衛大臣は令和8(2026)年7月28日(火)・29日(水)、防衛省A棟1階エントランスにおいて、令和8年熊本地震に係る臨時会見を3回にわたり行った。自衛隊が地震発災直後から迅速に動き、体制を順次強化しつつ、情報収集、人命救助および生活支援に全力対応していることを報告した。
 大臣からの発表事項は以下のとおり。記者からの質疑はなし。

29日の臨時会見に臨む、小泉大臣、吉田政務官と若林政務官(記者会見動画から)

令和8年熊本地震に係る臨時会見 7月28日(火)20:22~20:23

発災後の初動

 ただいま官邸で、令和8年熊本地震非常災害対策本部に出席してまいりました。地震発生後、高市総理からの御指示を受け、自衛隊は陸・海・空の航空機20機が上空からの被害情報の収集を行っています。また、熊本県庁をはじめ、揺れの強かった地域に連絡員を派遣するとともに、初動対処部隊も出動しております。

災害派遣要請の受理、人命救助など

 本日17時30分、熊本県知事から北熊本駐屯地の第8師団長に対し災害派遣要請があり、第8師団が3,600名態勢で活動を開始しています。また、陸上自衛隊の第42即応機動連隊と第8偵察隊を中心に、イオンモール熊本での人命救助に当たっています。情報収集及び生活支援等にも、引き続き、緊張感をもって全力で活動してまいります。以上です。

令和8年熊本地震に係る臨時会見 7月29日(水)09:56~09:59

情報収集、連絡員派遣、避難民受け入れ

 昨日発生した令和8年熊本地震について、自衛隊は発災直後から航空機延べ24機を投入し、上空からの情報収集を行いました。また、北熊本駐屯地の第8偵察隊等の初動対処部隊を揺れの強かった地域に向け前進させるとともに、熊本県庁をはじめ、最大47の自治体に連絡員約125名を派遣し、被害情報の把握に努めています。本日も午前5時半頃から西部方面航空隊のヘリが被害情報の収集を行っています。また、この地震に伴い、津波注意報も発表されたことから、別府駐屯地と北熊本駐屯地を一時的な避難所として開放し、地元住民の皆様の受入れを行いました。

イオンモール熊本での活動

 さらに、イオンモール熊本では、第42即応機動連隊を中心に、消防、警察と連携し、人命救助活動を実施するとともに、本日午前2時頃からは、第8飛行隊のヘリコプターにより入院患者の輸送を行っています。本日は、更に部隊を増強し、第8師団を中心とする隊員約4,600名態勢で活動を行います。イオンモール熊本では、170名の隊員が人命救助に当たっており、引き続き、人命救助を最優先とした活動を行ってまいります。

給水活動など

 また、西部方面特科連隊第42即応機動連隊を中心とした給水部隊により、八代市1か所、宇城市5か所において、午前6時30分以降、給水支援を開始しており、今後、宇土市と御船町においても給水支援を開始する予定です。加えて、熱中症対策として経済産業省をはじめとする関係省庁と連携し、スポットクーラー300台を本日中に入間基地から現地に輸送する予定です。
 本日早朝には、熊本県との連携を一層強化するため、防衛省本省から審議官級の職員を熊本県庁に派遣したところ、引き続き、できることは全てやる決意の下、緊張感を持って人命救助を最優先に活動するとともに、給水支援をはじめとする生活支援についても全力で活動を実施します。この後、防衛省の災害対策本部会議を開催いたします。以上です。

令和8年熊本地震に係る臨時会見 7月29日(水)18:33~18:35

イオンモール熊本、日本製紙八代工場での活動

 それでは今日の更新情報がいくつかありますので、御報告をさせていただきます。まずイオンモール熊本では、第42即応機動連隊170名の隊員が人命救助に当たり、午後から重機を用いて周囲の瓦礫の撤去を行うとともに、第8偵察隊がドローンを用いて建物内の状況を確認しております。また、八代市の日本製紙八代工場でも約20名の隊員が人命救助に当たっており、引き続き、人命救助を最優先とした活動を行ってまいります。

給水活動と熱中症対策

 そして、西部方面特科連隊第42即応機動連隊を中心とした給水部隊により、午前中からの更新としては、宇土市、御船町、嘉島町のそれぞれ1か所、上天草市の3か所が加わった計12か所において、約70名の隊員と水トレーラー21両が、給水支援を開始しております。本日17時現在で、約45トン、延べ2万名を超える方々に対し給水を行ったことになります。
 そして熱中症対策として、経済産業省をはじめとする関係省庁と連携し、クーラー約300台を航空自衛隊C-2輸送機で輸送し、午後3時過ぎに熊本空港に到着しました。その後、陸上自衛隊の車両で約150台のクーラーを避難所に輸送し、残りのクーラーは被災地の集積所等に輸送する予定です。今、こちらのスクリーンでも映しているとおり、このように民間企業、そして経産省含めた省庁の連携で、迅速に輸送が今完了しております。

今後の活動へ向けた備え

 そして今後の備えについてでありますが、給水支援については、関係機関と緊密に連携しており、引き続き、自治体のニーズに応じることができていますが、今後、酷暑も予想されている中で、先手先手で対策を進めてまいります。また、航空自衛隊の災害救助犬についても、福岡県の航空自衛隊築城基地で待機しております。また先ほど、海上自衛隊呉基地の警備犬3頭が熊本県の健軍駐屯地に移動し待機しており、いずれも出動の準備ができております。
 できることは全てやる、こういう決意の下、緊張感を持って人命救助を最優先に活動するとともに、給水支援をはじめとする生活支援についても全力で活動を実施してまいります。更新は以上です。
(以上)

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