沖電気工業は「OKI」のロゴで知られる、幅広いモノづくりの会社。2022年春に横河電機から航空機用計器部門を買い取って航空機事業に参入し、今回、国際航空宇宙展に初出展した。

　主な展示品はコクピット・ディスプレイで、エアバス350旅客機用のものと自衛隊向けの試作品を組み合わせた液晶ディスプレイ装置をブース前に展示している。脇には、旧式機の計器パネルをそのまま利用した小型液晶ディスプレイ計器のレトロフィット試作品がある。

　宇宙関連では、JAXAの宇宙機などに搭載されたプリント基板をはじめとした展示がある。

「先進コックピットディスプレイ」と題した展示。左右がエアバス350型機のもので、中央は自衛隊の機動性の高い航空機を念頭においたもの　写真：編集部

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