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ノースロップ・グラマン社、IBCSを能力向上させる新たな契約を締結(2月12日)

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2025-2-16 11:00

 ノースロップ・グラマン社は2025年2月12日(水)に、米陸軍とポーランドの防空ミサイル防衛能力向上のため、総額14億ドル(約2,128億円)の2つの契約を獲得したことを発表した。
 日本語訳の発表内容は以下の通り。

ノースロップ・グラマン、グローバルな防空ミサイル防衛近代化のための計14億ドル契約を獲得

 ハンツビル(アラバマ州) – 2025年2月12日 – ノースロップ・グラマン社(NYSE:NOC)は、米陸軍とポーランドの防空ミサイル防衛能力を向上させるための重要な2つの契約を獲得します。契約総額は14億ドル(約2,128億円)です。この契約獲得は、先進的な統合戦闘管理ソリューション分野でのリーダーとしてのノースロップ・グラマンの地位をさらに高めるものです。グローバルな安全保障を強化するために人工知能(AI)とモデル・ベース・システムズ・エンジニアリング(MBSE)を駆使してイノベーションを加速していきます。

米陸軍の航空・ミサイル技術コンソーシアムはノースロップ・グラマンに統合戦闘指揮システム(IBCS)のソフトウエア開発を拡大するために5年間の4億8,100万ドル(約731億円)を発注しました。このうち3億4,760万ドル(約528億円)はポーランドの防衛イニシアティブ向けで、1億3,370万ドル(約203億円)は米軍とグアム防衛システム向けです。この契約のもとで、ノースロップ・グラマンはAIとMBSEの専門家と協同する取り組みを進め、IBCSのソフトウエア能力開発を加速させ、IBCSをポーランドが運用する各種のセンサーと英国製のCAMM(Common Anti-Air Modular Missile)対空ミサイルシステムに統合します。

8億9,960万ドル(約1,367億円)の2つめの契約のもとでノースロップ・グラマンはポーランドのWISŁA中距離防空プログラムとNAREW短距離防空システムの両方を指揮統制する単一システムとしての役割を果たすIBCSを納入します。

ノースロップ・グラマンは、アラバマ州のハンツビル製造センターでポーランドを支援する米陸軍向けに交戦作戦センター(EOC)などの主要構成品を製造しています 写真提供:ノースロップ・グラマン

専門家のコメント:
ノースロップ・グラマン社グローバル・バトル・マネジメント・レディネス部門バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるケン・トドロフは次のように述べています。「ノースロップ・グラマンは、IBCSのソフトウエアとハードウエアを革新的に開発・展開することを通して、防空ミサイル防衛を近代化する単一の統合空域状況ピクチャを実現する米陸軍の相互運用性ビジョンを継続してサポートしています。IBCSの能力が拡大することによって、米陸軍やポーランドといった同盟国は進化している脅威に先んじ続けることができます。それによって戦闘部隊にとって、自分たちを守るための時間的余裕が増加するのです。」

IBCSの詳細:
2024年、ノースロップ・グラマンはIBCSの主要構成品の最初のフルセットを米陸軍に納入しました。これによってIBCSの配備を早めることができます。低層防空ミサイル防衛センサー(LTAMDS)、ペトリオットPAC-3、防空武器体系Inc 2(IFPC Inc 2: Indirect Fires Protection Capability Increment 2)などとの数々のフライトテストの成功は、IBCSが今後配備されるセンサーやエフェクターを迅速に統合することができる能力を実証するものです。ポーランドがIBCSを実際の運用で統合することによって、米軍との相互運用性はさらに強化され、世界で最も先進的な防空システムが作り出されます。

(以上)

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