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令和6年度富士総合火力演習が開催

  • 特集

2024-5-27 21:38

2024年5月26日(日)、令和6年度の富士総合火力演習が実施された。天候には恵まれずあいにくの曇り空だったが、招待された自衛隊各学校の関係者やその保護者など約3,000名がその迫力に息を呑んだ。JグランドEX編集部 J Ground EX

昼間演習の後段で、行進間射撃を行う90式戦車。120mm滑腔砲が火を吹くと、轟音が響き、衝撃波を肌で感じる。 写真:JグランドEX編集部

 2024年5月26日(日)、陸上自衛隊が東富士演習場で「令和6年度富士総合火力演習」を行った。今年度も例年通り昼間演習と夜間演習に分けて行われ、それぞれが装備の能力や特性を示す「前段」と、実戦を想定したシナリオに沿って進む「後段」で構成されている。昼間演習ではUAVによる砲迫火力の誘導や、87式自走高射機関砲による敵UAVへの対処など、昨今特に重要性を増したUAVに関連した項目が目立っていた。総合火力演習は令和5年度以降、部隊の人的資源を本来の目的である教育訓練に注力するという理由で一般公開を中止、今年にはインターネットでのライブ配信も廃止されている。
 詳細なレポートは次号の『JグランドEX』に掲載予定だが、写真とともに会場の様子をお届けしよう。

会場の入口近くには「令和6年度富士総合火力演習」の看板が。多くの自衛官やその関係者で賑わう。 写真:JグランドEX編集部
01式軽対戦車誘導弾発射の瞬間。この対戦車ミサイルは、アメリカの対戦車ミサイル「ジャベリン」のように標的の上面から攻撃することが可能だ。 写真:JグランドEX編集部
会場へ移動中の99式自走155mmりゅう弾砲。FH-70や19式装輪自走155mmりゅう弾砲など他の火砲とともに射撃を行った。 写真:JグランドEX編集部
陸自の新型多目的ヘリコプターUH-2からリペリング降下する陸自隊員。降り立った隊員は周囲を警戒しつつすばやく展開する。 写真:JグランドEX編集部
スラローム走行を行う10式戦車。左右に蛇行しながら射撃も行った。 写真:JグランドEX編集部
発砲する16式機動戦闘車。昼間演習の後段は実戦を想定しているため、車輌に擬装がほどこされている。写真:JグランドEX編集部
JグランドEX編集部J Ground EX

陸上自衛隊や陸戦兵器などの専門誌『JグランドEX』の編集部。

最新既刊「JグランドEX 世界の戦車 全戦力ガイド2024」が発売中。

https://books.ikaros.jp/search/g105963.html

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