令和6年能登半島地震における災害派遣 (5月19日までの活動状況)
- 防衛省関連
2024-5-20 21:15
防衛省 統合幕僚監部は、令和6(2024)年5月20日(月)19時50分、令和6年能登半島地震に係る災害派遣について、5月13日(月)~5月19日(日)の主な活動などを以下のように公表した。
5月13日(月)~5月19日(日)の主な活動
【給水支援活動】
珠洲市において給水支援活動を実施
(陸自第10師団)
【入浴支援活動】
珠洲市、輪島市、能登町において入浴支援活動を実施
(陸自中部方面後方支援隊、第3後方支援連隊、第10後方支援連隊、第13後方支援隊、第14後方支援隊、空自第2高射隊、第14高射隊、第12高射隊、第6航空団、第7航空団、中部航空警戒管制団、第2指揮所運用隊等
全般
〇令和6年1月1日(月)
16時10分頃、石川県能登地方を震源とする最大震度7(M7.6、深さ約16km)の地震が発生。
16時45分、石川県知事から陸上自衛隊第10師団長(守山)に対して災害派遣要請があり、同時刻受理。
〇1月2日(火)
10時40分、陸自中部方面総監を長とする統合任務部隊(JTF)を編成。
〇1月4日(木)
9時00分、富山県知事から陸上自衛隊第10師団長(守山)に対して災害派遣要請があり、同時刻受理。
〇1月9日(火)
陸自第10師団長が富山県知事から災害派遣撤収要請を受け、富山県における活動を終了。
〇2月2日(金)
8時00分、自衛隊は統合任務部隊(JTF)から、地域に密着した陸自中部方面隊を中心とする約1万人の災害派遣態勢に移行。引き続き、被災者に寄り添ったきめ細やかな生活支援活動等を実施中。
5月19日までの活動実績(延べ)
人命救助:
救助……約1,040名
衛生支援:
診療……約670名
患者輸送……約720名
輸送支援:
糧食……約4,266,000食
飲料水……約2,334,000本
毛布……約19,000枚
燃料……約234,000リットル等
給食支援……約259,000食
給水支援……約6,400トン
入浴支援……約449,000名
PFI船舶「はくおう」利用者……約2,600名
道路啓開:
県道1、6、52、57、266、285号及び国道249号等の一部区間
※ 数値等は全て速報値のため、今後変更の可能性あり。
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