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多国間演習「ヴァリアント・シールド2024」が6月に開催 自衛隊も参加

  • 防衛省関連

2024-5-24 21:49

 防衛省 統合幕僚監部は、令和6(2024)年5月24日(金)9時30分、アメリカ合衆国主催の多国間演習「ヴァリアント・シールド2024」への自衛隊の参加について公表した。
 この大規模演習は2年に一度実施されており、今回は一部の訓練が初めて日本でも行われる。日本への来訪はないものの、複数の同志国が参加予定となっている。

 詳細は下記の通り。

「ヴァリアント・シールド2024」への参加について

 自衛隊は、米国主催多国間演習「ヴァリアント・シールド2024」に参加する。
 本演習は、統合作戦能力及び日米同盟の抑止力・対処力を強化するとともに同志国とのパートナーシップの拡大を図るものである。自衛隊は、本演習への参加を通じて、同盟国及び同志国とともに即応態勢を強化して、我が国の防衛及び地域の平和と安定に寄与していく。

演習の目的

 自衛隊の戦術技量の向上を図るとともに、同盟国及び同志国との連携を強化し、インド太平洋地域における抑止力・対処力を強化する。

実施時期

 令和6年6月7日(金)~18日(火)

主要実施場所

(1)自衛隊施設、在日米軍施設及び区域
(2)我が国周辺海空域
(3)日本からフィリピン周辺に至る海域
(4)アメリカ合衆国ハワイ州パールハーバーヒッカム統合基地及びアメリカ合衆国グアム島アンダーセン空軍基地
(5)アメリカ合衆国(北マリアナ諸島)及びパラオ周辺海空域

主要訓練項目

 各種戦術訓練等

演習参加部隊等

(1)自衛隊
 統合幕僚監部、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊
(2)米 軍
 インド太平洋軍、在日米軍等
(3)その他
 一部の訓練に複数の同志国が参加予定(日本への来訪はなし)

前回のヴァリアント・シールド2022で、パラウの駐機場で給油を受ける米海軍EA-18電子戦機 写真:アメリカ海兵隊
ヴァリアント・シールド2022で、フィリピン海をゆく米海軍のミサイル巡洋艦および駆逐艦 写真:アメリカ海軍
ヴァリアント・シールド2022で、上空を飛ぶB-1B爆撃機とパラウ国際空港に展開したMIM-104パトリオット地対空ミサイル 写真:アメリカ空軍
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