[国会答弁]防衛省・自衛隊の制服着用に関する質問答弁を公開
- 防衛省関連
2024-7-3 13:13
防衛省報道室は令和6(2024)年7月2日(火)、第213回国会における質問への答弁「参議院議員水野素子君提出 防衛省・自衛隊の制服着用に関する質問に対する答弁書」を閣議決定し、報道に公開した。
その質問主意書と答弁書を以下に転載する。
防衛省・自衛隊の制服着用に関する質問主意書
質問第214号
右の質問主意書を国会法第74条によって提出する。
令和6年6月21日
水野 素子
参議院議長 尾辻 秀久 殿
1 防衛省・自衛隊関係者が制服を着用している場合、私用ではなく公用と推察されてしかるべきではないか。
2 特に国民の関心の高い靖国神社への参拝においては、私用であるなら制服の着用を避けるべきではないか。
右質問する。
参議院議員水野素子君提出防衛省・自衛隊の制服着用に関する質問に対する答弁書
1について
お尋ねの「推察されてしかるべき」か否かについては、個人の主観によるところもあり、一概にお答えすることは困難であるが、自衛官服装規則昭和32年防衛庁訓令第4号。以下「服装規則」という)第6条本文において、自衛官は常時制服等を着用しなければならないとしている一方で、同条ただし書により、自衛官が、休暇中や勤務時間外において自衛隊の施設外にいる場合等に制服等を着用するか否かは各自衛官の判断に委ねられている。
2について
1についてで述べたとおり、服装規則第6条により、自衛官が、休暇中や勤務時間外において自衛隊の施設外にいる場合等に制服等を着用するか否かは各自衛官の判断に委ねられていることから、一般論としては、休暇中や勤務時間外において自衛官が制服を着用し、自由意思に基づき、宗教上の施設に私的に参拝することに問題があるとは考えておらず、その上で個別の宗教団体への参拝に関するお尋ねについてお答えすることは差し控えたい。
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