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護衛艦「かが」のF-35B艦上運用試験、10月上旬~11月中旬に米国で実施予定

  • 防衛省関連

2024-9-11 19:09

 防衛省 海上幕僚監部は、令和6(2024)年9月10日(火)14時30分、特別改造を終えた海上自衛隊護衛艦「かが」のF-35B戦闘機艦上運用試験を、アメリカで実施することを公表した。

F-35B戦闘機搭載のための改修を終え、艦首の形状が台形から長方形になったヘリコプター搭載型護衛艦「かが」 写真:海上自衛隊

 護衛艦「かが」は、海上自衛隊最大級のヘリコプター搭載型護衛艦「もがみ」型の2番艦で、2018年末の防衛大綱により、ヘリコプターだけでなく戦闘機の艦上運用も行えるよう大規模改修することが示された。改修工事を2023年に終えて、このほどF-35B戦闘機の艦上運用試験を実施することになったもの。
 試験は、護衛艦「かが」を令和6年度インド太平洋方面派遣(IPD24)「第4水上部隊」としてアメリカ西海岸のサンディエゴ沖に派遣し、アメリカ海軍等の支援を受けて実施する。

 発表の内容は下記のとおり。

護衛艦「かが」の特別改造に伴うF-35B艦上運用試験について

 海上自衛隊は、米海軍等の支援を受け、護衛艦「かが」F-35B艦上運用試験を次のとおり実施します。

1 目的

「いずも」型護衛艦におけるF-35Bの艦上運用に必要な諸元の収集

2 期間

令和6年10月5日(土)~11月18日(月)

3 試験予定海域

アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンディエゴ沖

4 派遣部隊等

インド太平洋方面派遣 第4水上部隊
(1)指揮官かが艦長 1等海佐 竹内周作(たけうち・しゅうさく)
(2)派遣部隊 護衛艦「かが」

5 主要試験項目

(1)F-35B短距離発艦、垂直着艦
(2)F-35B艦上運用

(以上)

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