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可視光と遠赤外線の最先端技術を無人機に──技術シンポジウム2024

  • 日本の防衛

2024-11-19 12:55

今年も11月12、13日(火・水)に開かれた、防衛装備庁が主催する「技術シンポジウム2024」。ここでは注目展示をご紹介しています。毎日1本お送りして参ります。稲葉義泰 INABA Yoshihiro

 防衛装備庁の「技術シンポジウム2024」において、新世代装備研究所は「無人機搭載光波センサ技術」についての展示を行った。

写真:編集部(以下同じ)

 これは、可視光や近赤外線、さらに中・遠赤外線など、それぞれ特性の異なる波長帯の光波を複数同時に撮像し、これを組み合わせることで、幅広い対象物を探知・捕捉することをめざす光波センシング技術についての研究である。

※コンパクトに収めるため、図の位置を動かしました

 そして、この技術を生かした光波センサを無人機に搭載し、艦艇や小型の舟艇、さらに水中を航行する水中無人機(UUV)など幅広い目標を捕捉することを目指すという。

稲葉義泰INABA Yoshihiro

軍事ライターとして自衛隊をはじめとする各国軍や防衛産業に携わる国内外企業を取材する傍ら、大学院において国際法を中心に防衛法制を研究。著者に『「戦争」は許されるのか 国際法で読み解く武力行使のルール』『“戦える”自衛隊へ 安全保障関連三文書で変化する自衛隊』(イカロス出版)などがある。

https://x.com/japanesepatrio6

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