艦艇の後ろに付ける“リアウイング”──技術シンポジウム2024
- 日本の防衛
2024-11-20 16:30
今年も11月12、13日(火・水)に開かれた、防衛装備庁が主催する「技術シンポジウム2024」。注目のパネル展示を毎日1本、お届けします。
防衛装備庁の「技術シンポジウム2024」において、艦艇装備研究所は「水上艦艇の艦尾付加物に関する取り組みについて」という展示を行った。



こちらは護衛艦「あきづき」型以降の艦艇で採用されている、「スターンフラップ」や、それを発展させた「艦尾水中翼」についての研究である。


スポーツカーやレーシングカーでは、車両の後端に設けた縁で空気の整流による燃費向上や操作性向上を狙う「リアスポイラー」や、取り付けた板で下向きの空気力を発生させ安定性とタイヤのグリップを良くする「リアウイング」というものがある。これはそれに似た効果を狙ったものだ。
高速水槽の実験では、スターンフラップでは航行中に抵抗の低減が認められ、艦尾水中翼では抵抗低減による推進性能向上加えて、波に揺られて発生する動揺の抑制が認められたという。乗艦者の船酔いを減らしたり、航空機の発着艦を容易にするなどの効果がありそうだ。


海上自衛隊で採用されるかどうかはわからないが、オランダ海軍では艦尾水中翼を取り付けた艦艇がすでに就航しているという。
(以上)
◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 人事発令 6月8日付け、1佐人事(海自2名、空自1名)
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを更新(5月25日)
- 第3術科学校の3等海曹、実習室でレンチ9本盗む 横須賀地方警務隊が逮捕(6月10日)
- 人事発令6月1日付け、1佐職人事(陸自1名、海自16名、空自5名)
- 内倉統合幕僚長が定例会見 第23回シャングリラ会合の成果やASEANとの協力など(6月5日)
- 政府専用機の運航予定 6月12日から16日までG7サミット等のため欧州へ
- 軌道間輸送機(OTV)の開発にJAXAが補助金交付 三菱電機が開発へ
- 齋藤海幕長が定例会見 実機雷処分訓練、「おおすみ」ハラスメント事案、日韓SAREX再開などに言及(6月9日)
- 「自衛官の処遇改善パンフレット」令和8年度版を公表、防衛大臣がメッセージ(4月17日)
- 荒井陸幕長が定例会見 汎用軽機動車の調達非公表問題、10式戦車ネットワーク近代化など(6月2日)
- 荒井陸幕長が定例会見 汎用軽機動車の調達非公表問題、10式戦車ネットワーク近代化など(6月2日)
- 人事発令 6月8日付け、1佐人事(海自2名、空自1名)
- 人事発令6月1日付け、1佐職人事(陸自1名、海自16名、空自5名)
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを更新(5月25日)
- 海上自衛隊、フィリピン海軍との共同訓練を実施(6月2日)
- 齋藤海幕長が定例会見 日韓訓練の再開や「もがみ」能力向上型について(6月2日)
- 海自遠洋練習航海部隊が海保と共同訓練 ハワイ周辺で通信訓練とPHOTOEX(6月2日)
- 「自衛官の処遇改善パンフレット」令和8年度版を公表、防衛大臣がメッセージ(4月17日)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 幹部学校の3等海佐の懲戒処分を発表 盗撮・暴行で停職95日(6月3日)
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを更新(5月25日)
- 《ニュース解説》陸自初の攻撃型ドローン「小型攻撃用UAVⅠ型」とはどんな装備なのか?
- 人事発令6月1日付け、1佐職人事(陸自1名、海自16名、空自5名)
- 陸自 第1空挺団の落下傘降下訓練で場外降着が発生 千葉県・習志野演習場(5月27日)
- 小泉防衛大臣が臨時記者会見 愛知の三菱重工業、プロドローン本社視察、DICASの課題など(5月20日)
- 人事発令 5月11日付け、1佐人事(陸自2名、海自4名)
- 荒井陸幕長が定例会見 令和8年度富士総合火力演習の実施について(5月26日)
- 人事発令 5月15日付け、1佐職人事(空自26名)
- 荒井陸幕長が定例会見 汎用軽機動車の調達非公表問題、10式戦車ネットワーク近代化など(6月2日)
- 人事発令 5月29日付け、1佐人事(海自4名)

