第三回日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)が12月11日に開催
- 日本の防衛
2024-12-16 11:00
防衛省は令和6(2024)年12月12日(木)10時、前日11日に開催した第三回日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)の概要を発表した。
第三回日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)の開催
・2024年12月11日、石川武防衛装備庁長官とウィリアム・ラプランテ米国防次官(取得・維持整備担当)は、第三回日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)を実施した。
・両者は、DICASミサイル共同生産作業部会より、AIM-120(AMRAAM)及びPAC-3(MSE)について、今後の行動計画(アクションプラン)について報告を受け、これを了承した。両者は、アクションプランをもとに、それぞれの防衛産業のカウンターパートと緊密に連携しつつ、ミサイルの共同生産に向けた日米間の議論を来年更に加速することを確認した。
・承認されたAIM-120(AMRAAM)にかかるミサイル共同生産のアクションプランは、この重要な能力にかかるフィージビリティスタディの実施要領や作業範囲等の内容を含んでいる。
・承認されたPAC-3(MSE)にかかるミサイル共同生産のアクションプランは、世界的に需要が高まるなか、安定的な生産を実現するという最終目標に向けて両国間の協力を強化するために必要なステップを確認した。
・両者は改めて、具体的な協力分野の特定するため、航空機整備作業部会、サプライチェーン強靭化作業部会、艦船整備作業部会における継続的な議論を促した。
・両者は、次のDICASを2025年6月までに実施することに合意した。
(以上)
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