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アデン湾海賊対処の水上部隊 令和6年11月の活動状況

  • 日本の防衛

2024-12-17 11:50

 防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年12月13日(金)11時00分、海賊対処のために派遣されている水上部隊の令和6年11月の活動状況について以下のように公表した。

海賊対処のために派遣された水上部隊の活動状況について(令和6年11月)

直接護衛

(1)護衛回数 0回
(2)護衛隻数 0隻(海賊対処法に基づく護衛開始以来の累計 3,955隻、以下同)

【内訳】
日本籍船 なし(累計26隻)
我が国運航事業者が運航する外国籍船 0隻(累計 701隻)
 (そのうち、日本人が乗船する外国籍船 0隻(累計 51隻))
その他の外国籍船 0隻(累計 3,228隻)
 (そのうち、日本人が乗船する外国籍船 0隻(累計 31隻))

※なお、上記には、海上警備行動に基づく護衛(第1回~第41回)の実績は含まれていない。

ゾーンディフェンス

(1)実施日数 19日(累計 2,854日)
(2)確認した商船数 148隻(累計 34,598隻)

事案への対処等を行った事例

 特になし。

任務を終えた「さみだれ」隊員を見送る「むらさめ」隊員 写真:統合幕僚監部
海賊対処訓練の様子 写真:統合幕僚監部

(以上)

参考情報

 海賊対処への取り組みとは、ソマリア・アデン湾における日本関係船舶を海賊行為から防護し、中東地域における同船舶の安全確保のために自衛隊が行う情報収集活動を指す。

 派遣海賊対処行動水上部隊は、護衛艦による2つの方式で船舶の安全確保に努めている。
 (1)エスコート方式:アデン湾を往復しながら日本関係船舶を直接護衛。
 (2)ゾーンディフェンス方式:状況に応じて割り当てられたアデン湾内の特定区域で警戒活動を実施。

(以上)

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