中谷防衛大臣、令和7年度予算案大臣折衝後の臨時記者会見(12月25日)
- 日本の防衛
2024-12-27 12:22
令和6(2024)年12月25日(水)11時34分~11時40分、中谷 元(なかたに・げん)防衛大臣は、防衛省A棟1階エントランスにおいて令和7年度予算案大臣折衝後の臨時会見を行った。
内容は、以下のとおり。
発表事項
大臣 :先ほど財務大臣との折衝を行いまして、令和7年度予算案への次期防衛通信衛星の整備に必要な経費の計上を認めていただきました。
防衛通信衛星につきましては、本年11月に、「きらめき3号」の打上げに成功をし、現在3機飛んでいる態勢でありますが、部隊の通信需要は増大する一方であります。また、近年の宇宙領域においては、対衛星攻撃兵器、いわゆるキラー衛星、これの出現など、宇宙領域の安定利用が脅かされている中で、令和7年度の予算案においては、現在運用中のきらめき2号が令和12年度に運用を終了する予定であります。これに伴い、その後継機として、大容量の通信能力を備え、高い抗たん性を有する次期防衛通信衛星の整備に着手をする必要がございます。
この次期防衛通信衛星の整備にあたっては、将来的な通信需要、そして搭載すべき機能などをしっかりと見極めつつ、事業管理を徹底していくことを前提に、契約ベースで1,238億円を、令和7年度予算案に計上することを認めていただきました。本事業を含め、令和7年度予算案において必要かつ十分な予算を確保をし、防衛力整備計画期間内の防衛力抜本的強化、この実現を図ってまいりたいと考えております。
質疑応答
令和7年度予算案大臣折衝での「きらめき2号」の後継機となる次期防衛通信衛星の整備事業について
記者 :改めて財務省側からどのような指摘を受けて、今回の折衝に至ったのか、また、一部防衛増税など財源が決まっていない中ではありますが、大臣からどのような点を重視して説明されたのか教えてください。
大臣 :この令和7年度の概算要求以降ですね、「きらめき2号」、これの後継機となる次期防衛通信衛星の整備事業については、財政当局と随時協議を行ってきたところでありますけれども、まず令和14年度の前半に運用を終了する予定の「きらめき1号」、これの後継機の整備も踏まえて、この本事業は規模の大きな整備事業になるということなどから、次期通信衛星に具備すべき能力、そして、事業管理等について、時間をかけて慎重に検討する必要がある旨の指摘を財務省から受けているところでございます。私がですね、財務大臣に対しまして、この事業の必要性、しっかりと、これ説明させていただきました。そして事業管理を徹底していくことを前提に、次期防衛通信衛星の事業整備に必要な経費を認めていくということができたわけでございます。したがって、現在、3基の衛星によってですね、非常に高度な通信が可能になってきておりますが、この能力を維持するとともに、衛星に寿命がありますので、これを継続的に3基打ち上げられるようにですね、お願いをしたところであります。
装備庁出向者による特定秘密の杜撰な取り扱いが多数判明したとの報道について
記者 :別件で失礼します。一部の報道で、自衛隊の特定秘密の取り扱いについて装備庁の出向者の間で新たな杜撰な取り扱いが多数判明したと報じられております。事実関係と公表の御予定があるかお聞かせください。
大臣 :報道は承知をいたしておりますが、防衛省においては情報保全を徹底するための様々な取組を平素から行っておりまして、その中で、この特定秘密の漏えい等の事案をですね、探知した時は速やかに調査を行い、準備が整い次第公表することとしております。その上でですね、きちんと説明をいたしたいと思いますので、この時点でコメントするというのは差し控えさせていただきます。
(以上)
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